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偏らない思考を手にいれるために、追体験できる読書は最適でコスパのいいインプット

働き方問わず、日常のなかで関わる人は、家族、職場の同僚、友人など、ある程度決まった範囲におさまることが多いですよね。

そんななかで相談する相手も固定されがちで、気がつくと「この人ならこう言うだろうな」という予測までもできてしまったり。

長く一緒に時間を過ごすということはとてもいい事である一方で、逆をいえばずっと楽で心地のいいぬるま湯につかってしまう感覚で。

新しいことや考えを取り入れるには、一番は「人と会うこと」だと思っていますが、育児をしてるとなかなか難しかったりするので、

やっぱり一番身近にできることは読書なんじゃないかと思います。特に私も出産をしてから、外へ出て新しいものに触れる機会がぐっと減りました。

今までは自然と人と出会い、新しい価値観に触れることができていたけど、ライフスタイルが変わるとそうもいかない。

「このままだとインプットが偏るな」と思うようになり、いろんなインプット方法を変えなきゃと考えるようになりました。


視野を広げるための読書

だからこそ、最近の私は本を通じて、自分とは違う価値観や考え方に触れることを大切にしています。今年は50冊本を読むことが目標。

本は、直接会えない人の思考や哲学に触れることができる貴重なツール。

例えば、歴史上の偉人の考え方、異文化の価値観、専門家の深い知見など、本を手に取るだけでまるで異世界にワープするような感覚が味わえます。

特に、意識して選ぶのは「今の自分の考えと逆の立場にある意見」や「知らなかった分野の本」。


普段の生活のなかでは、「自分と考えが違う人の話をじっくり聞く」って、意外と難しいんですよね。でも本なら、じっくりと時間をかけて、その人の思考を追体験できる。

たとえば、私は昔「完璧にやらなきゃ!」という思考が強かったんですが、とある本で「60点でもいいから早くやることが大事」と書いてあるのを読んで衝撃を受けました。

それまでの自分にはなかった発想だったけれど、試しに取り入れてみたら、意外とうまくいったんです。

本を読むことで、心が柔軟になる

読書のいいところは、新しい考え方を知ることで「自分の中の選択肢」が増えること。

AかBかの二択しかなかったものが、「あ、Cの視点もあるんだ」と気づけるようになる。そうすると、何か問題に直面したときも、より柔軟に対応できるようになるんです。

それに、意外なところで「過去に読んだ本の知識が役に立つ」こともよくあります。

仕事でも「このプロジェクト、どう進めよう?」と悩んだときに、以前読んだビジネス書のフレームワークが頭をよぎったり、人間関係で行き詰まったときに、小説の登場人物の考え方がヒントになったり。

「本で得た知識は、いつかどこかでつながる」
これは私が読書を続けていて実感していることのひとつです。

身近な人からも本からもバランスよく取り入れる

だからといって、「本の知識だけを正解にする」わけではありません。
読書を通じて多様な考え方を知る一方で、やっぱり身近な人の影響も大切にしたい。

たとえば、親しい人が「このやり方がいいよ」と言っていることがあれば、一度試してみる。

本に書いてあったことと違っても、「それぞれのやり方があるよね」と受け入れる。
大切なのは、どちらか一方に偏るのではなく、バランスよく取り入れること。

おわりに

なかなかまとまった時間を使って本を読むことは難しいですが、1日15分でも読む時間を作っていきたいです!

読書で得た知識と、実際に目の前の人から学ぶこと。その両方を大切にしながら、自分なりの考えをアップデートしていきたいなと思います。

読んでくださり、ありがとうございました!

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