素泊り一泊2000円の宿…〜自分の本音を暴く旅③〜
只今、移住先を決める旅の最中だ。
借金生活なのに、自分に押されるまま、想像より安かったこともあり、めちゃ遠くまで旅費を使って来ている。
旅費を最小限にすべく、宿は何も考えず最安値で即決。素泊りというのは、私は初めてかもしれない。現地のスーパーで食材を買って自分で調理している。
それはいいんだけどさ。
汚えんだわ。
宿。
まぁ、充てがわれた部屋はそんなに汚くないから、それは良かった…💭
それ以外、共用部?トイレ、キッチン、廊下、風呂、洗面所… 汚え。
掃除… してない?ね。
想像を超える汚さ。
トイレは、他の宿泊客男性たちと一緒で、且つ恐らく私の3泊滞在中は一度も掃除はないだろう。
自分で掃除しようかとも思ったが、お掃除シートはカッペカペに乾き切ってる。なんていうか、掃除ブラシも触りたくないし、私が来る前からある汚れをどうも、それを直視して掃除する気にならんから…見ないように、気にしないように、切り抜けることに決めた。クモの巣もガッツリ🕸
キッチンもね…ん〜 とりあえず、キッチン用のお掃除シートは使えるのあったから、拭けるとこは拭いた。調味料も自分持ちだけど、買うの勿体無いから、前の客が残して行った塩コショウの一体型のやつだけで凌いでいる。炒め油は、近くに住む所有者のおばあちゃんに分けてもらった。
風呂もね…湯船に浸かりたかったから、掃除した。湯船に体長3㌢くらいのベタッとしたクモがおってね、ま、それは田舎だから虫は当然なんだけど、どっしよっかな〜と考えて、まぁ、うまく誘導できんかったもんで、シャワーで水栓に流したった、ゴメン!きっと排水溝でも生きていけるよね、と信じて。
おばあちゃんがね、まあ、自分のできることをして、この宿をなんとか維持してるんだわ。とっても良い人だよ。だから、話してると、しょうがないな、ってすごく思うよ。心からね。おばあちゃん好きだよ、すでに。かわいいよ。
でもね、
汚えんだわ。
宿が。
汚れもだけどね、片付けも全然できてない。
いくら2000円だからって、こりゃねぇわ😭って思うのよ。
田舎だからね、そこら辺の感覚は私が違うのかもしれないけど。
なんで私が、自分が来る前からの汚れを掃除せなならんのじゃぁ📣,,,,,
そんな中、幸せなのは、ちゃんと布団に入って寝れることだ。それだけで十分…と言い聞かせる。その布団カバーも掛敷とも、デカい染みになってるけど、目を瞑る。
虫がいるのに、網戸に網がない、枠だけ。網ある所も破れてる。
全然関係ないかもしれないけど、
ここへ来て二泊、ぐっすり眠れていない。夜中に目が覚める。
ここまで書いてその後・・・
今日、改めておばあちゃんと喋ったり、おばあちゃんが地域の人達に愛されていることを目の当たりにし、ますます仕方ねぇと思うようになった。
が、汚えもんは汚え。
そして私は動いた。
トイレのカペカペの掃除シートを水で濡らして、とりあえず便座だけ拭いてみた。
落ちるやん!やっぱり、落ちる汚れやん!!
びえーーーーん😭
深追いはせず、直視はせず、自分の尻が触りそうな所だけ拭いて終わりにした。精一杯だった。
おばあちゃん、掃除してぇー
もうちょっとでいいから掃除してぇー
時々他の人に掃除をお願いしてるみたいなんで、それをもっとこまめにしてぇー
または、宿の案内に、「自分で掃除して」って予め書いといてください!
私は、これで2000円なら、3000円で丁寧に掃除をした素泊りの宿を開ける♡…と思いました。
これは本当で、
ここの真っ暗な夜の、夜空を見上げた時、度が合ってない眼鏡でも星がめちゃくちゃたくさん見え、「この星空を見て欲しい。この星空を見てもらうために、素泊り3000円の掃除の行き届いた宿をやりたい」って思ったんです。
なんで素泊り?
料理は面倒だし、片付け、掃除も大変だから。
最低限のことだけ、心をこめて提供したいと思うのです。
こんな発想には驚きました。
だからどうしても、この汚い体験が生きて来ちゃう。感謝に変わってしまう。
実は他にも、ここに泊まったからこその出会いがあったり、見え方があったり… それはまた別記事に書きます。
でもね、汚いのはヤダよね🫣
吐きそうだよね🥴