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ようこそ、境界線の無い世界へ

私は目が悪い。ド近眼+乱視。
そんな私だが、今朝は眼鏡をかけずにお散歩へ出た。なんか、目を休めたかった。

行き慣れた池のほとり。
見慣れた小川。
この小川の水を見る度に透明の美しさに感嘆し、
自分も透明になりたいという感情が迸る。

だが今日は、なんだか何も思わなかった。
静か〜に、ただ、水を眺めている。
感情とか、気持ちとか、無い。

へ〜 

私、もしかしたら、今《透明》になれているのかも…
という気がした。
いつもは「なりたい」と思う
「なりたい」ということは、そうなってないということだ。
少し移動して自分の様子を見る…
やはり変わらない…静かに、ただ、眺めている。
次第に、見ている水と自分が同化しているような感覚になった。

同じ?
水と私

やはり…私は今《透明》なのかもしれないと思えた。

同化した私のまま歩くと、
水だけでなく、草、土、花、木、落葉、石、虫、、
全てのものと私との境界線がぼやけて見えた。

全てのものと一つに繋がった感覚があった。

全てのものは繋がっている…
自分は自然の一部である… それは、真理だと思う。
でも、日常で実感することはほとんど無い。

この感覚は、本当はもっと日常の中で感じることが増えれば、人はもっと気が楽になって、もっと幸せになると思う。
難しいことなんて、要らないのだ。

モノとモノの境界線がぼやけた、
全てが一つに繋がった、、
境界線の無い世界を訪れることができた。
目が悪いからそうなれたのかな
目が悪いって良かったな…と、ウフフ…って思った。

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