はじまりは、もみじのヘリコプター🚁
それは、6年前。2017年の春の終わりのこと。
公園を歩いていたら、ふと、目にとまった不思議な形。もみじの木に、プロペラみたいなのがある。
これは、何??
もみじの花なの??
今まで気づかなかったよ。
調べてみたら、花ではなく、もみじの種だった。
もみじのヘリコプターとも呼ばれる
もみじの種
春には、もみじの花が咲く。
もみじの花を見たのは、もみじの種に気づいた翌年の春。
もみじの花が終わると、新緑の季節に種ができる。
夏が過ぎ、秋になり
もみじの種は乾燥して、旅立ちの時を迎える。
左右に2対の翼を持つ もみじの種は、水分が抜け乾燥が進んだ結果、真ん中からそれぞれに分かれ、くるくると落下。
その際に、風が吹くと、風に乗って、もみじの種は50mくらい飛ばされ、着地。
そして、季節が巡り、種から芽が出る。
なんて上手く出来ているんだろう。
植物の形には意味がある。
すべてが発芽し、もみじの木に育つわけではないけれど、植物ってすごい!
植物に興味を持ち始めたきっかけは、
公園で見た、2対の翼を持った もみじの種に
これは何だろう?花じゃないよね?と、
足を止めたのが始まり、たぶん。
そこから始まった身近な自然との
言葉を介さないコミュニケーション
高校生の時に1番好きだった教科が「生物」だった私が、時を経て、まるで1人生物部みたいな日々。
植物の同定に悩みつつも
「これは何?」と
植物の不思議や、形や色の多様さ
植物だけではなく虫や野鳥
生きとし生けるものたち
生活圏のなかで感じる生き物たちの息づかい
専門家でないからこそ、わからない事がたくさんあるからこそ興味感心が尽きない自然の不思議。
五感で感じた事を中心に、私なりの視点で身近な自然について日々の発見などを綴っていきたいと思います。