街の灯か
街の灯か
ひかりが空を少し照らす山向こうは
賑やかな景色が広がっているのだろうと
足元に鳴く
虫たちと共に
寝静まった夜は
風が優しく
小さな声
ここにいるわたしが
ここではない何処かへ行くことはできない
あの時の悲しい声が
森の木々に消されても
馳せる想いで
時空を超えても
わたしのなかに
わたしがいなければ
どこにいても
わたしはいない
どんなに
何かを焦がれても
街の灯か
ひかりが空を少し照らす山向こうは
賑やかな景色が広がっているのだろうと
足元に鳴く
虫たちと共に
寝静まった夜は
風が優しく
小さな声
ここにいるわたしが
ここではない何処かへ行くことはできない
あの時の悲しい声が
森の木々に消されても
馳せる想いで
時空を超えても
わたしのなかに
わたしがいなければ
どこにいても
わたしはいない
どんなに
何かを焦がれても