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何にもなくていい

何もないからこそ愛せる何かが
わたしの中にもあるはず
等身大でいこう。

今年がはじまったとき、描いた絵と言葉。

自己紹介をする機会があった。
「〜です。〜しています。」
お店をしていたり、料理人であったり
音楽をしていたり、絵を描いていたり

私には肩書きと言えるものはなくて
特に興味を持ってもらえるようなものでもない。
「わたしは、なんにもないな」と思った。
少し落ち込んだ。

でもしばらくして
「わたしは、映画や本を読むこと、絵を描くこと、食べることが好きだ。」これでいいじゃないか。肩書きもないし何かを成し遂げている訳でもない。でも、そんなわたしの中にもきっと何か小さなきらきらを見つけてくれる人がいる。
そう思った。

私の地元は田舎で、「なにもない」そんな言葉をよく聞く。でも"なにもない"と思える中にも愛せる自然や温かいひと、お店がある。わたしは地元がだいすきだ。

わたしが、地元を愛しているように
自分のなかになにもないと思っているのは私だけかもしれないし、肩書きがないからこそ自由で居られるのかもしれない。わたしは人と出逢うとき、できるだけ背伸びをしたくない。だから、今のままがいい。

そう思ったときに、落書きのように手を動かして描いていた。


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