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カクカタチpart3

こんばんは(^^)/はちです

今日のカクカタチは夏の恋

「夏恋」をお届けします

主人公はしゅん、ミク、リク

の3人です

しゅんは小学校からミクに片想いをしていた

ミクは鈍感で全く気付かないまま友達だった

中学高校はそのまま同じ学校に上がり、中学2年の時にリクが転校してきた

リクは隣の席に座っていたミクに消しゴムを借りる

それからリクはミクとよく話すようになった

しゅんはそれに嫉妬していたが、なかなか言い出せずよく3人で一緒にいる事が増えた

リクは長身で爽やかイケメン、しゅんは背はあまり高くはないが、硬派な野球少年だ

ミクは2つ縛りがよく似合う清楚な女の子で性格は明るく活発だった

ある日、野球の県大会でしゅんが選抜に選ばれた

その応援でリクとミクが行くことになった

高1の夏休み

しゅんがヒットを打ったがあえなく二回戦敗退

しゅんを慰めるために3人で近くの食堂に行くことになった

食堂に入るとしゅんは大盛りカレー、リクは唐揚げ定食、ミクは蕎麦を頼んだ

リクの唐揚げ定食が先に来てカレー、蕎麦と続いた

3人はホームランを打たれたことについて反省会をした

「あの時、三塁がアウトを抑えておけば良かったんだよ、しゅんのせいじゃない」と

ミクはしゅんを庇った

リクは唐揚げ定食を頬張りながらしゅんとミクの話を聞いていた

翌日、しゅんはミクにラブレターを書いた

/小学校の頃から好きだった事と、いつも一緒にいてくれる幼馴染としてこれからも付き合っていきたい僕のことを嫌いじゃなかったら付き合って下さい/

と手紙に認めた

ミクは下駄箱に入っていた手紙を一読し、真っ先にリクに相談した

しゅんは教室でドキドキしながら待っていた

ミクはリクに相談すると、リクは好きなら付き合えばいいんじゃない?

と答えた

それが、高校1ねんの秋

しゅんとミクはその日から付き合うことになった

しゅんは大喜びしていた

 ミクはしゅんもリクも同じくらい好きでどちらかから交際を申し込まれたらどうしようと日頃から考えていた

実際に起きてしまうと答えなければならない

早い者勝ちではないが、しゅんが先だったからミクはしゅんと付き合った

しゅんとミクはよく2人で下校したりアイスを買って帰ったりした

健全な学生らしい付き合いでリクは本当は1ヶ月くらいで別れるだろうと予測していたので

ミクに付き合えばいいとカッコつけた事を後悔した

次第にしゅんに嫉妬し始めたリク

ミクとしゅんはリクそっちのけで交際は順調だった

リクはどういう訳かミクの親友と付き合いだした

ミクは戸惑ってリクに聞いた

リクは何も答えずに部活のサッカーに行ってしまった

何の相談もなしに親友のリカと付き合ったことにミクは嫉妬した

リクとリカはあまりいいカップルではなかった

リカはミクの事をライバル視していた

リクから告白された時正直ホッとした

その反面、リクはリカの事が好きじゃないのにミクの気を引くためにリカと付き合ったのだ

そしてWデートに行くことになった

しゅんは本当は行きたくなかったが、ミクがせがんできたので、しょうがなく行くことにした

1週間後・・・

リクは最初から立てていた計画があった

それはしゅんとミクをはぐれさせてミクと2人きりになる作戦だ

行く先は遊園地

テーマパークで案の定、はぐれたミク

リカはしゅんと買い物に行かされていた

はぐれたミクはリクが探してくれると思っていたので、そのままそこのベンチから動かなかった

10分後、リクが現れ、ミクはほっとした

そのまま、逆Wデートが始まる

ミクとリクは3人でいた頃を思い出すように話した

リクはミクがやっぱり好きだった

そのまま観覧車に乗りたいとリクがミクに言った

ミクは「しょうがないなー」と言いながら乗ることにした

リクはしゅんと付き合ってから後悔していると伝えた

ミクは黙って聞いている

リクは3年になるとまた逞しくなり、イケメン度も増していた

ミクは悩んでいた

しゅんといるのは楽しいけど、リクの良さもたくさんある

ミクはずっと黙ったままリクの話を延々と聞いた

観覧車を降りるとリカが来た

そのままリクにビンタした

リカとリクはそのまま別れた

しゅんはリカの愚痴に付き合わされヘトヘトだった

そして3人は一緒に帰ることになった

沈黙の中話し始めたのはミクだった

「今日は色々あったけど、楽しかったね」

しゅんは今日は疲れたから先に帰るといって帰ってしまった

2人になったミクとリク

ミクはリクに付き合っていることの後悔って何?

って問いかけた

するとリクはミクが好きだからと言って頬を赤くした

ミクは沈黙を破るようにしゅんと付き合っているから答えられないと言った

そうして高校3年の夏休みが過ぎた

3人は卒業までの間、何もなかったかのように仲を取り戻した

そうして3人は夏の青春を過ごした 


おわり





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