夏の思い出
こたつにあたって
思い出す
夏の思い出
沖縄
こどものための舞台芸術が海外・国内からたくさんやってくる「りっかりっかフェスタ」を観に行くため、2泊3日の弾丸旅。
仕事が忙しいような気がしてほぼ諦めていたし、週末は予定を何も入れずダラダラして過ごすんだ、と決めて寝て目覚めて数時間後、沖縄行きのチケットを予約していました。
自分がわからなすぎる。
けど、結果、素晴らしい舞台に出会いました。
イタリアの児童劇団「La Bracca」(ラ・バラッカ)の作品「あべこべ」。他のイベントでは違う題名(「Una storia sottosopra(さかさまのお話)」)が付いているみたい。1976年にイタリアで一番最初にできた児童劇団だそうです。
シンプルな舞台に2人の役者。ノンバーバル。シンプルだからこそ想像力が生かされると思う。これまで育ててきた感性を目一杯発揮する感じ。外の世界に出る時の勇気とかちょっとはすに構えちゃう感じとか。落ち葉がふわふわで気持ちいいとか。その落ち葉をすくい上げてひらひらさせるのが楽しくてお腹の底から笑っちゃう感じとか。小川の水が冷たいとか。いつも会いにきてくれるねこが愛おしいとか。
一緒に観ているこどもたちの感性が揺らめいているのがわかる。気持ちって目に見えるんだと思った。そうしたら涙が止まらなくなって、こどもたちのための舞台を泣きながら観た。
シンプルだけど丁寧に作りこまれたストーリーと舞台美術。それから役者さんの素晴らしい演技力。こどもたちのために本気で作ってくれてありがとうございます。なんかまた泣けてきた。どこかに忘れてきた私の何かを、この素晴らしい舞台が育て直してくれるような。
隙間時間を使って沖縄散歩。今回はレンタカーを借りずにゆいレール移動だけにしたので、グスクは見られないかなと思っていたけれど。
首里城のグスクです。うふふ。
沖縄には何回か行っているのだけど、この度初めて首里城に行きました。なんとなく今回は首里城に行かなくてはと思って。沖縄から帰ってしばらくして首里城火災をニュースで見ました。最初で最後の首里城でした。
こちらは沖縄県立博物館・美術館。おきみゅー。グスクを模した外観。素敵。
熱中症から私を守ってくれた35coffeeのアイスコーヒー。ゆいレールの各駅にテイクアウトのお店が入っていて便利。
ラ・バッカの役者のお二人。どうもありがとう。
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