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ただただ、そこには事実が存在しているだけ。ネガティブにもポジティブにも、意味付けするのかは、あなた次第。


NAMIDAサポート協会カウンセラーYUKI

と申します。

ブログを覗いて下さり、ありがとうございます😊


あなたも一度は耳にしたことがあるかと思いますが、

ある目の前のコップに半分水が入っており、それを見てどう感じますか?という質問。

それを見て

『もう半分しかないと感じるのか』

または

『まだ半分もあると感じるのか』

どちらでしょうか?



これは

ネガティブか

ポジティブか

どちらと捉えるか
ということになりますね。


人によっては、さらに具体的に


“誰かが飲んでしまったから

もう半分しか無くなってしまったのだ”


と捉える人もいれば、


“誰かが飲んで、半分残しておいてくれた

のかもしれない”

と捉える人もいるかと思います。


こんなにも真逆の捉え方がありますが、

よくよく考えて頂きたいのが、

そこにはただただ、
コップに半分水が入っている
事実が存在しているだけということです。

それに対してどのように意味付けしているのかは、その本人です。



これを日常の出来事に変えて、例に出してみると、

■朝上司に挨拶をすると、何も返事が無く機嫌が悪そう

これに対してあなたはどのように感じますか?


①昨日何か自分がミスした事により、
それに対して怒っているのか、
もしや見えない所で何か気に触ることをしてしまい、
機嫌を損ねてしまったのではないか
(自分のせい。自分が何かしてしまったのでは?
と理由を探し始める)


②プライベートで嫌な出来事があったのかな?
(きっと自分とは無関係だし、)気にせず今日も仕事を頑張ろう。
(その人の問題と捉える。
もしそれが無視としてわざとであったとしても、
直接何か言ってこられるまで自分とは切り離して考える)

以前生きづらさを抱えていた自分は

迷わず①に意味付けをしていました。


では次です、


■仕事でミスをしてしまった



①自分はダメな人間だ。何であの時あんな風にしてしまったのかと、後悔 & 自己否定


②ミスをしてしまったことを認め、今自分に出来ることは何かないか。挽回出来ることはないかとミスをカバー出来るように考えたり、次は同じことを繰り返さないようにしようと考える

私はこちらも

迷わず①を選び自分責めをし続けていました。


過去の私のように、生きづらい方は出来事をネガティブに捉えがちです。

けれどよくよく考えて頂きたいのが、

そもそも

■朝上司に挨拶をすると何も返事が無く、機嫌が悪そう

■仕事でミスをしてしまった

これらは両方単なる出来事です。


この出来事に対して、ネガティブにもポジティブにも意味付けするのは、本人です。

別の意味で言い換えると、意味付けは

ネガティブにも

ポジティブにも

選べるということです。


なぜ、人はこのように違った意味付けをしてしまうのでしょうか?

それは幼い頃からの家庭環境により、
影響していることが多いです。

そしてその過去に作った沢山のネガティブやポジティブなどの思い込みを持った状態で、
世界を見ています。


テープ式心理学ではこの思い込みを
ガムテープ』と呼んでいます。

ガムテープ(思い込み)』が出来るプロセスや詳しい内容などについては、また別の記事で載せていきますね。


つまり、私達はこの世界を思い込み通りに意味付けをしています。

それはネガティブなことだけではなく、もちろんポジティブな思い込みも沢山あります。


始めにお話ししたコップの例では、

前者(“誰かが飲んでしまったから、もう半分しか無くなってしまったのだ”という意味付け)

幼い頃から

人は何かを奪っていくもの

という思い込みがあり、世の中のあらゆる出来事に対してそのように意味付けをしてしまっているのかもしれません。


それは人それぞれによって、
ネガティブやポジティブな思い込みのメガネを掛けて(またはフィルターを通して)、
この世界を見ているということと言えます。


例えば
2つのメガネでこの世界を見た時に、

A(ポジティブな思い込みが沢山)のメガネ
を掛けると

『この世界は満ち足りていて、全てが幸せで彩り鮮やかに感じることが出来る』

そして、

B(ネガティブの思い込みが沢山)のメガネ
を掛けると

『この世界は白黒で面白味もなく、淡々と日々を過ごしたり、絶望的な真っ暗闇に感じることが出来る』

こんなにも見方によっては、
真逆に捉えることができる
ということですね。


そして登場人物や環境が変わったとしても、
以前と同じような出来事が起きた時や
過去のことに対しても
1つの事実に
Aのメガネでも、Bのメガネでも
事実に対して自由に意味付けしたり選び直すことが出来るということです。


ここで重要なのは、Aのメガネ(ポジティブ)を選ぶことが良くて、Bのメガネ(ネガティブ)を選ぶことはダメだということではありません。

Bのメガネを掛けることで、改めてこの世界の素晴らしさを感じることも出来るし、感動にも繋がるからです。


また自由自在にメガネを掛けることが出来るようになれば、

普段はAのポジティブなメガネを掛け、世界は幸せで満ち足りた充実感を味わいながら過ごし、

切なく悲しい映画を見る時や、感情に浸りたい時はBのネガティブなメガネを掛けることが出来るようになるのです。


今回は
ある事実に対して
過去からの様々な思い込みによって
ネガティブにも、
ポジティブにも、
意味付けをしている

ということに関してお話してきました。

ネガティブのメガネを掛けて意味付けしそうになった時に、

そこにはただ事実があるだけと俯瞰し、

どちらを選ぶか考え
最善の方法を選び、
ネガティブな感情に
飲み込まれないようにしていきたいですね😊

今回もここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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