今だから観て欲しい映画。The Blind Side
最近の話題といえばコロナ。
ではなく、今回触れたいのはSNS等で非常に話題になっている黒人の暴行死事件。
私は幼少期、そして学生時代合わせて8年以上アメリカで過ごした経験があります。
周りの人に恵まれたからなのか、私自身は特別言及するほどの扱いを受けた覚えがありません。
この事件に関して自分の考えを発信したり、署名活動に参加したり。
あるいは、公共の場で特にアクションを起こしていない人もいるかもしれません。
正解、不正解、ではなくて、コトを「知る」こと。
そして、考えること。
ありきたりな考えかもしれませんが、それが私の今できる精一杯だな、と思います。
自分の他のSNSは滅多に発信を行わないので、更新する勇気がありませんでした。
なので、代わりに、こちらで。
The Blind Side 「幸せの隠れ場所」
私が一番好きな映画です。
端的にいえば、
スポーツ×黒人
という映画です。
スポーツ、人種差別、家族愛。
まさに今訴えられるものがあるテーマです。
涙もろい性格もありますが、映画のそこら中でじんわりきます。
泣いてしまう理由、というのがこの映画の好きな理由に繋がってる気がします。
ストーリーの良さは1つの理由にすぎません。
主人公や、その周りのキャラクターがいう何気ない一言が時に温かく、強く、淋しい。
言葉から伝わるその人物の生い立ち、背景、想い。
是非言葉に注目して観ていただきたいです。
そして欲を言うならば、字幕で観て欲しいんです。
吹き替えではなくて。
私が吹き替え映画でいつも思うのは、声があまりにも違うということ。
日本語吹き替えの子供って、やけに高い声だな、と違和感を感じたりします。
アメリカ人の声って子供も、女の人も、意外と低いですよね。
そのトーンだから伝わる力強さ、冗談のシュールさを感じてもらえたら幸いです。
そして、映画をみて、またタイトルを振り返ってほしい。
日本語ではなく、英語の。
The Blind Side
映画中、スポーツ用語としても使われています。
でも、それだけではなくて、
社会問題の見えていない部分
そのような意味も込めてあるのではないかと思いました。
もし、よろしかったら今まで見た吹き替え映画のタイトル
英語版ではどのようなものだったか、検索してみてください。
日本語のタイトルより直接的ではなくて、興味深い時もあります。
では、このあたりで。
ご拝読ありがとうございました。
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