冬は老化が進む〜12月の薬膳〜
一年の終わりで何かと忙しく、生活が不規則になりやすい時期です。
例年より寒暖差が激しく、体はバランスを取ろうと疲れも出てきます。
寒さ(冷え)は、東洋医学では「腎」に影響し、トイレが近いなどの
泌尿器系トラブルの他に、関連する部位である髪、腰、耳などの不調(いわゆる老化現象!)につながります。
冷やさない工夫と、引き続き潤いケアをすることが今月のキーワードです。
【12月のオススメ食材】
*長ネギ:体を温める効果が高く、冷え性の解消に効果的。
冷えや悪寒から始まる風邪の特効薬。
*カリフラワー:胃腸の働きを回復させ、デトックス効果もあり。
気分の落ち込みにもオススメ。
*かぶ:体を内側から温める作用があり、消化不良や便秘などの
胃腸トラブルを改善。
*ほうれんそう:体に潤いを補給するほか、過剰な熱を取り去り、
目の充血を癒す働きも期待できる。
*山芋:エネルギー補給力が高いので、生薬としても使われる。
腎を助ける効果があるので、アンチエイジングも期待できる。
*黒豆:パワーのある食材なので、エネルギー補給にぴったり。
アンチエイジング効果や体の重だるさやむくに解消も。
黒豆を炊飯器に入れて米と一緒に炊く「黒豆ごはん」は、簡単で
おいしいアンチエイジングフード。
私は最低週に1回は食べてます😋
体を温める、冷え対策が冬のセルフケアの基本であり、
実はアンチエイジング対策になります。
温かくて栄養のあるものをたっぷり食べて、冬を乗り切るために
体力を温存しましょう。