文通が好き
私は小さい頃から文通が好きです。
ちなみに言うと郵便局も好きです。
幼児教育に携わらなかったら、郵便局で働きたいと思うくらい…
大事なものを送り届けてくれるってロマンチックだなぁと思うのです😊
文通好きのきっかけ
きっかけは幼稚園の年長。
「郵便屋ごっこ」という遊びを先生が考えてくれました。
画用紙で出来た葉書に、手紙と宛先(○○ちゃんへ)を書いてお部屋にあるポストに入れておくと…翌朝その子のお道具箱にちゃんと届けてあるのです。
毎朝自分のお道具箱を見るのも、お友達が自分の送った葉書に気づくのを見守るのもとても楽しみにしていました。
携帯を持てなくて
私が携帯を持たせてもらったのは大学生から。
今思うとすごいなぁと思います😊
ではどうやって友達と連絡を取っていたか!
それは事前に決めておく・待ち合わせは気長に待つ😊・時間を過ぎて随分経って会えなかったら目的地へ進む(笑)でした。
小学生からの幼なじみも同じだったので、中高時代も一緒に学校まで歩くのですが、お互いに「そろそろ行くか…」と会えない朝には出発し合っていました。
不思議と6年間続けると、何だか勘が冴えて「そろそろ来そうかも」「今日はもうだめだな!笑」なんてことがわかりました。
毎日1時間の道のりを、沢山一緒に歩きました🍃
そしてメールは出来ないので、携帯を持っている他の友達が「文通しようよ!」と6年間文通に付き合ってくれました。
文字だけの手紙のこともあれば、イラストを描いたりして……
一番多い時は夜更かししてルーズリーフ表裏10枚書いたこともありました。
こうして、メールは出来なくても紙で、中高時代の色んなことを考えてあーでもないこーでもない…という話を出来たのでした。
大学に入って
大学生になってからも、中高時の友達や恩師、家族に宛てて手紙を書いていました。
部活で忙しくはありましたが、落ち着いて手紙を書く時間がとても好きでした。
付き合い始めた今の夫へも時々書きましたが、恥ずかしいから…となかなかお返事はもらえませんでした😊
社会人になって
社会人になってからも同じでしたが、大きく変わったのがコロナ禍。皆に会えなくなってしまった頃でした。
会いたい人に会えないのが淋しくて、仕方ない…と思いつつ過ごす日々。
離れている人たちと、タイミングが合えば電話をしたり、手紙を送り合ったりしていました。
今の夫とも1年間会えなくなり、淋しくて淋しくて😂
手紙を書くと、仕方ないなぁ…とお返事をくれました。普段手紙を書かない彼がわざわざ便箋や封筒、葉書を買って書いてくれる手紙がとても嬉しかったです😊
そして今
コロナ禍が明け、夫と結婚し、今も私は手紙を書いています。
前の職場の先生(年長の私に郵便屋ごっこをさせてくれた先生です)、恩師、家族、離れて暮らす友達……
一時メンタルダウンで文章が書けなくなり「どうしちゃったんだろう…」と悲しくなる時はありましたが、ある時からまた少しずつ書けるようになりました。
ライフステージが変わっても、違う立場になっても、文通を続けられていることがとても嬉しいです。
小さい頃から相変わらず紙ものが大好きで、「便箋が私を呼んでいる…」と文具店に吸い込まれている私です。
これからも文通、沢山楽しみたいと思っています😊