過去の思いは変えられる～マイ過去にSay! Adiós!!～

先日は苗字嫌いを克服できたから、これからは本名でブイブイ言わせはしないけど、きゃっきゃウフフと言いいながらひゅいーんと自分街道を突っ走って行こうかと思ってます。

https://note.com/nami_no_nami/n/na97ce007a703

苗字にまで嫌悪感を抱くほど父を拒絶していたのに、なぜ受け入れられるようになったのかと申しますと

①働いていた時の父の大変さが分かったから
②それを理解できて、今の自分との気持ちのギャップを埋めることができたから
③そして過去の傷ついた自分に、今の気持ちを伝えることができたから

です。

父は長野の片田舎で小さいころから祖父の仕事を手伝っており(養鶏・農業とか)、というか仕事を仕込まれていていました。

大学で関東へ出てきてそのままこっちで就職しそのまま定年まで勤め上げたのですが、幼いころから祖父の“仕事とは”ということを仕込まれていたので、しかも農家の仕事の流儀(当時)は職人気質なもんで、その上祖父はそれに輪をかけて頑固なところもありそういうところまで引き継いでしまったのです。

頑固一徹な父は会社内でうやむやにしていたこととかに改善点を求め、今より社内体制を良くしようと奮闘してたのですが、やはり組織の圧力に押されたり理不尽なこと言われてしぶしぶ引き下がらなければならなかったりと、悔しい思いをたくさんしたんだと思います。

その怒り収まらず家族に八つ当たりが積み重なり
↓
ナミちゃん「お父さんキライ！！」

となった経緯でした。

小さいころ「働くって何？社長さんが勉強教えてくれるの？？」
なんて父に聞いていた私が、そんな背景があるなんて知る由もなく、ましてや知ったところで理解できないのは目に見えています。

しかし私自身、大人になって働いて仕事して、社会の理だとか、父が稼いで家族を養ってくれたこととか、現役でも将来のことを考えて行動することがいかに大事なのかが分かって、仕事で嫌なことがあったらお酒飲んでそりゃ発散したくなるわな、と思ったら急に当時の父を身近に感じました。

あ、私は酒癖は悪くないです。そこは反面教師にしてるので、私はお酒は楽しく飲みたい派です☆うふ。

ハッピーリタイアで悠々自適に過ごすことも念頭に置いていたようで、そこまでよく耐えていたんだな、と思うと同時に “ 先を見据えて今をどう生きるか ” にかかっていると知り、実はお父さんすごいんじゃない？？？って見直すことにも繋がりました。

そして聞けば父はそこそこの役職まで行ったらしいです。私が知ったのは定年してからですが。(遅くね？？)

「お父さん、すごかったんだね」と言ったら父は確実に調子に乗るので、ここぞという時にしか言いません。
そして「今もすごいんだぞぉ！」とドヤ顔で言ってくるのも想像できるので後処理が面倒くさいので言いません。

過去の父を受け入れられるようになって、父を嫌いだった当時の私に時空を超えて癒すことができたら、あらゆることにも寛大になれました。

嫌な思いというものは勝手に尾ひれ背びれつけてしまって、いつの間にか自分は過去の自分に囚われてしまいます。
無意識にそうなってしまうので、なかなか気づかないこともあります。が、
過去の思いはどうにでも変えられます。

過去の自分を癒し、解放するといいことあるよ～～。
そう、 “ 時がきた ” んです(笑)

本名に戻したけどオカダさんじゃなくて奈美子さんじゃなくて、ナミちゃんって呼んでほしい♪

画像はロンドンに行った時、道端のゴミ箱に落書きがしてあったやつ。かわいいよね。