挨拶状って大事!
なかなかできなかった開業の挨拶
ずっと、書かなきゃ書かなきゃと思っていた開業の挨拶状。
だいぶ遅くなったが、やっと7月に入って順次、発送することができた。
退職する前には、何十もの取引先に、退職→独立することを電話で伝えたが、たまたま電話がつながらず、伝えられなかった方もいる。
SNSでは声を大にして新事務所をアピールしているのだけど、地元や身内の人には、気恥ずかしくて、ちゃんと新事務所名や開業を伝えられていない。義理の父や母にも、新しい名刺を渡そうと思いながら、タイミングを逃していた。
お世話になった方々に、開業したことをきちんと伝えなければ、とずっと思っていた。
悩んだ送付先リスト
そして、やっと6月に準備を開始。封書のものもあるが、ハガキタイプのシンプルなものをネット印刷で注文する。
宛名は、年賀状ソフトで自分で印刷した。
それで、悩むのが、送付先のリスト。
最近お世話になっている方に送るのは当たり前だけど、何年も付き合いしていないところはどうする? もうその時の担当者はいないかもしれない。
この大御所の大先生とか、この大企業の方とか、お世話にはなったけど、私から挨拶状送るなんて、おこがまししくないか?
これからライバルになるかもしれない同業者の方は、挨拶状受け取って不快な気持ちにならないだろうか?
など、いろいろ考えて、失礼にならなさそうなところだけに絞ってみた。
そして発送!
発送してみたら、すぐに反響が。
「祝 開業!」と、何人かの方からメッセージを頂いた。ある先生からは、「今までご苦労様。これからは知識力アップも大事だが、健康管理を一番大事にして続けるように」という旨のお言葉を頂き、涙が出る。
ある朝、自宅に花屋さんの車がとまったなと思ったら、お祝いの花のお届けだった!
感謝感激! なんて温かく、優しいのだ。
お祝いのメッセージをくれる人の中には、もう何年も、やりとりしていなかった人もいる。その人と仕事してた時は、かなり必死の形相で働いていたから、覚えてくれていたのか?
挨拶状を追加
挨拶状を送ってよかった。そして、迷っていた送付先にも送ろうと思った。ハガキ印刷を追加注文する。
自分にとっても、けじめになった。
こういう温かい人達のおかげで、自分はここまでやってきたのだな、と実感した。
勤務していた会社の人達はもちろん、やりとりしていた他の設計事務所の方や、施工会社の現場監督の方々など。
こういうつながりを大事にしなければ。
自分もまわりの人に、こんな温かい言葉をかけることができるだろうか?
挨拶状ひとつで、そんな感慨にふけってしまった······
(SNSでお付き合いさせて頂いている方は、SNSで前々から開業を宣言していましたので、今さら?、という感じもあり、失礼ながら、挨拶状を割愛しております。すみません。)
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