設計事務所開業して約一年
設計事務所開業して、1年近くたってきました。
正確には、開業届けを出したのは5月なので、準備初めてから、現在まで1年くらいです。
振り返ってみると、
2021年秋 独立開業を決める
2022年1月~3月
事務所名 決定
ホームページ、名刺作成
CADソフト、計算ソフトの準備
2022年3月末日 設計事務所 退職
2022年4月~
前職場や、他の設計事務所のお手伝いの仕事からはじめる
2022年5月 開業届けを出す
~現在 営業ハガキを通じて、地元の方から仕事を頂いたり、SNSやホームページを通じて、全国の方から仕事を頂いたりして、現在に至っています。
気持ちの変化
やはり、人生の一大決心は、会社の退職→独立開業を決めたことです。そこから全てが始まりました。
ホームページ作成など、準備期間は、けっこう楽しかったです。
いざ独立してみると、まだ仕事も少ないのに、気負い過ぎてムダに疲れたり、責任の重さに、今も常にびくびくしたりしています。
初めて仕事をもらった時は、嬉しくて、本当にお客様が神様に見えました。初めての入金も、すごく感慨深かったです。
女性だからといって、独立したばかりだからといって、バカにされたくばい、ナメられたくない! という思いが強い時もありました。
設計料をいくらに設定するべきかは、毎回悩んでいます。
お客様に怒られたり、トラブルがあったりしると、自分の能力に自信が無くなって、大学にもう1回入り直して、勉強する夢をみます。
決算をみてみると
そんなこんなで、個人事業なので、12月末で会計をまとめて、確定申告したのですが、
開業してからの1か月あたりの収入は········前職場の時短勤務の時の給料と同じくらいでした。
自宅での仕事なので、経費は少ない方だと思いますが、設計収入の3割程度が経費、残りが直接人件費、という結果になりました。構造計算ソフトが高価なので、そこにお金がかかっています。
少しずつ収入UPしていくのが目標です。
まわりの支えがあってこそ
こうやって独立できたのは、当たり前ですが、まわりの助けがあったからです。
まず大きいのは、夫の存在です。経済的な支えや、育児家事の協力はもちろん、夫も自営業をしているので、いろいろアドバイスしてもらいました。何より、自分の仕事を理解·応援してくれているのが心強いです。
そして、3人の子供たち。育児に時間をとられることもあるけれど、子供がいるからこそ、元気をもらって、仕事を頑張ることができています。
だからこそ、「仕事ばかりじゃなくて、家庭を大事にしなきゃなー」と思うのですが、「家の中ぐちゃぐちゃで、ちゃんとできてないなー」と、いつも罪悪感を感じてます。
他にも、前職場の上司や同僚、恩師の方々、noteやSNS でお付き合いさせて頂いている同業者の方々にも助けてもらっています。
さいごに
こうやって振り返ってみると、私もけっこう頑張ってきたんじゃないかって、自分で自分を褒めたい気分になりますが、感慨にふけっているヒマはありません。
目の前の課題や仕事はたくさんあるし、まだまだ自分に甘いところがあるので、精進しなければ。
まだまだ始めたばかりで、本番はこれから。新しいことに挑戦しつつも、コツコツ頑張っていこうと思います。