![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/87991962/rectangle_large_type_2_8d25c78305b1278d320b29e3557b0d92.jpeg?width=1200)
女性が起業するということ
この春からフリーランス(個人事業主)となり、役所や銀行などへ手続きに行ったりしているが、いつも話が通じないくだりがある。
「自営業を始めたので······」
「は?」
このおばちゃん、何言ってるの? という感じで聞き返される。女性が1人で事業を始めたと言っても、いまいち意味がわからないらしい。
ここが田舎だからだろうか? 男性だったらすぐに信じてもらえるのだろうか?
もうこの反応には、だんだん慣れてきたが。
私が独立したと言っても、一般の人は、主婦のお小遣い稼ぎ程度だと思うらしい。家事育児の合間に、趣味の延長で、前にいた会社のお手伝いなどを、ちょこちょことやっているだけだと。
······ちょっと叫んでいいですか?
ナメんなよ!
ああ、実際はナメられているんだから、しょうがない。世間一般の考えとは、そういうもんであるらしい、と最近やっと気がついてきた。
そういえば、退職する時も、
「独立したいので」
と言っても理解してもらえなかったが
「育児に専念したいので」
と言うとすぐに納得してもらえた。
こうなったらもう開きなおって、そういう体(テイ)で通してもいいかもしれない。
「主婦のお小遣い稼ぎですのよ。
おほほほほっ」
(上品なマダムにもなりきれないな······)
そして、そうこうしているうちに
見返してやる!