6連休はノープラン
あと3日出社したら6連休である。それだけをココロの支えにして生きているようなものだが、わたしレベルになると6連休が終わったときのがっかり感がはじまってもいない今から容易に想像できるのでそこそこツラい。6連休の初日から最終日までまんべんなく楽しんで、何かにつけて体力と相談しながら上手く羽目を外して過ごせばいいと思うのだが、4日めあたりからなんだか雲行きが怪しくなる。あー会社行きたくねえ……という感じでうつうつとし出してだんだんと、クレシェンドでゆううつフォルティシモに。働きたくないでござる!絶対に絶対に働きたくないでござる!本当にいつまで働き続けなければならないのだろう。まったくもって想定外である。
それはそうと連休最終日だからこそ思う存分はじけるべきではないだろうか。会社や仕事のことを思い出さないように、むしろ必死に全力ではしゃいだほうがいいのかもしれない。いっそ遠くに行きたいと思う。日常を振り切って逃げるようにできる限り遠くへ。電車に乗って車窓を眺めてのんびり過ごしたい。新幹線も大好きだけど、見たことも聞いたこともないし一生関わることのないひとたちが暮らしている集落が見えて来ると何故だかわからないけどいつも物悲しく思うのだが、容赦のないスピードでおんっ!とトンネルにはいってしまうのが切なくて やりきれない。速ければ速いほどいいとは一概に言えない、そんな旅もある。
旅というものは前もって計画を立てて準備しなければならないわけだが、この「計画を立てる」というのが昔から苦手なのは我ながら致命的だと思う。毎週のように小旅行に出かける友人をココロから尊敬している。フットワークが素晴らしく軽い。そして何よりエネルギッシュだ。わたしときたら計画性もなければフットワークは重々しいしエネルギーは枯渇しているのだからもう目も当てられない。計画性はともかくフットワークもエネルギーも加齢によってダメになっていく一方じゃないか。しまった!なんてこった!!
というわけでこの6連休も墓まいりなどを除けばほぼノープランである。何しろ毎日何かを考えるのがしんどいくらい暑い。出かけること自体が難しいと感じさせる暑さだ。尋常じゃない。この夏、クーラーがんがん効かせた部屋でアイス食べてゴロゴロすることこそ至高なのではないか。熱中症対策はこれしかない。とは言え一日くらいはカフェで過ごせたらいいなとは思っている。なんならノートを持ち込んで旅について、計画とまではいかなくても何かしら書いてみるのもいいかもしれない。
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