いい加減にしないと怒りますよ。
今朝見たNHK連ドラ「まんぷく」より。
要潤演じる、画家の香田克彦。
女性の上半身の後ろ姿をモデルに、創作活動に没頭している。
それを見た家族が
「信じられない。よその女性の裸を描くなんて。他の人の裸を描くぐらいなら私が脱ぎます!」と口々に彼を責め立てる。
そこで、克彦が一言。
「いい加減にしてください。ぼくは仕事をしてるんだ。それ以上いうと怒りますよ。それに第一、モデルという仕事は大変なんだ。職業にしてる人だからできるんだ。」
外から推測して、あれやこれや思いをぶつけるのは簡単。言いたい気持ちや思いもわかる。
けれど、プライドをもって仕事をしている人に、
本質も理解せずにただただ非難したり、
自分の思いをぶつけるのは違うと思う。
私も時々怒りたくなる時がある。
ええ加減にせーよ。
って言いたい時もある。
けど、相手の私に対するえー加減にせーよも
分かりたいと思っている。
でもでも、やはり最後は「誇り」かなと思う。
見栄とか世間体とか、
評価とか、肩書きとか、ルールとかではなく、
自分がどうなりたくて、どうしたいのか、
考えて見つけて前に進める、
そして「誇り」をもって生きる仲間が
増えたらいいなと思う。