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私と娘の幼少期の違い

娘の遠足でお弁当作り。

小さい頃、母におかずのリクエストをするのが楽しみだったのを思い出した。

サンドイッチはキャンディーの形にしてリボンつけてね!
卵焼きは甘いやつでハートにしてね!
フルーツのりんごはウサギの形!

など、とにかく見栄えが可愛いお弁当を毎回リクエストしていた私。

弁当箱、カトラリーセット、ハンカチ、弁当箱入れは必ず統一されたお揃いの物が良いこだわり。

娘におかずのリクエストを聞いたら、人参のおかずとだけ言われた。
ちなみに幼稚園のときはさんまと一言。遠足にさんま…?

おにぎりにする?具材は?ふりかけは?と聞いても、白米と一言。
人参のおかず以外は適当に、から揚げや弁当王道のおかずメンバーを作る。

弁当箱を選ばせたら、私が職場に持っていくピンクのタッパーを選んだ娘。
デザート入れは保育園のときに使っていた、古い緑のアンパンマン容器。若干シールも剥げてる。

高学年の娘に本当にこれでいいのかと確認したら、“これがいい”と。

お箸は割りばし、ハンカチは祖母が使っている変な柄のババ臭いやつで、ちぐはぐ過ぎて自分の子供の頃との違いに毎回驚く。

他にも私は学校指定の裁縫セット、絵の具セットなど
みんなと同じじゃないと恥ずかしいと思う性格の子供で
なおかつ、女子1番人気☆の王道な物を選択するタイプ。
指定の物を買ってもらえないとき机の上に出すのも億劫だった。

逆に娘は学校指定の物で自分が好みの物がないと、注文するのすら嫌がる。
これみんな持ってるから嫌だな~とか
ランドセルの色も上履きも靴も髪型も、変わったデザインを選ぶ。

そして好きになる男の子もそう。
私はクラスで1番足の速いモテる男の子を毎年好きになっていたが
娘の好きな子はおっとりのぽっちゃりメガネ。
一人称が僕でとにかく優しいところが好きらしい。

おっとりで優しいって、まさにパパとじーじじゃんって言ったら
全然違うって怒ってたけど、私より男の見る目ありそう。

女の子らしい恰好ばかりさせてた反動か、急に刈上げしたりスカートも履かなくなった娘。

もし好きな子が髪長くて女の子らしい子がいいな~って言ったらどうするかと聞いたら
即答で、それなら仕方ない諦めるよ~って。

なぜか聞くと、好きな子の為に自分の好み変える必要ないじゃーんと。
自分の好きなことしてる自分を好きになってくれる人いるでしょーと笑ってた。

母、しびれた。かっこいいな娘。
私の幼少期より遥かに“自分”をちゃんと持ってて誇らしいよ(´;ω;`)ウゥ

私が産んだのに、こうも違うのかと思ったら子育てって面白い。

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