家族って何?vol.5 〜突然の宣告〜
〜今回は幼少期にあったことについて〜
姉が生まれる前までは両親だけで住んでいたそうだが
姉が生まれた直後くらいかな?
母の実家に祖父母、両親、姉、私、叔母と住んでいた
私が生まれてからも私たち家族は母の実家に一緒に住んでいた。
どういう経緯で一緒に住むことになったのかは知らないが、多分、祖父が「長女なんだから2世帯住宅を」とか言ったんだろう。
ただ、祖父母が母の子育てのサポートもしていたから母は少しは楽だったのではあいか?
でも、父としては気まずかったであろう。
そんなこんなで私が生まれて数ヶ月後突然。。。。。。
「この家から出ていけ。自立しろ」
1歳の姉とまだ生まれて数ヶ月の私を抱えた両親に放った
祖父の言葉だという。
自分の店を持った父は仕事で子育てなんてする余裕はない。
母にワンオペ育児がのしかかるのが目に見えてるのに祖父が放った言葉。
「ありえない・・・」
としか、思えなかった。
でも、頭のかたーい頑固な祖父。
祖父の意見に対して「うん」としか言えない母。
祖父の意見に対して「あーそうしてやるよ」と怒りに満ちながら祖父と同じく頑固で頭のかたーい父。
その一件から、両親と姉と私は母の実家を出て行くことになった。
そこから、同じ市内で私達はアパート住まいが始まった。
また、その日から私と姉は
家と祖父母の家、店、幼稚園、保育園といろんな所に預けられる生活が始まった。
この頃から、両親と過ごす時間がどんどん減っていった。
両親は姉が生まれたと同時に自分の店を持ち忙しさが加速していった。
(店を出す費用を祖父が出したのに返していないと今も揉めている)
これが、愛に飢え、愛を求め、家族に憧れる日々が始まったのだと思う。