「アルミホイル」「痛い」
「アルミホイル」と紙に書いて、そこから線を引いて「痛い」という言葉を繋げた。
だって、アルミホイルは噛んだら銀歯とカチンとなって、歯がとっても痛いから。
それを褒められた。
音響の専門学校での授業中のことだ。
なんという授業だったかは忘れてしまったけれども、グレーの髪で四角い眼鏡をかけ、ちょっと肌が黒い、まるで「みのもんた」みたいな先生だった。
自分の中に眠っている想像力だかイメージだかを呼び起こすための授業でその課題は出された。
最初はマジカルバナナみたいに「〇〇といった