第2回新美南吉「牛をつないだ椿の木」
第2回は、「ごんぎつね」でお馴染みの新美南吉作品から。
青空文庫はこちらから。https://www.aozora.gr.jp/cards/000121/files/638_34289.html
最初は文鳥文庫(一作品多くて16ページのサクッと読める作品を集めた文庫。バラで買うことも可能。村上春樹は文鳥文庫オリジナル作品も執筆。http://bunchobunko.shop-pro.jp/) で読んだ「手袋を買いに」にしようかと思ったのですが、青空文庫で作品一覧眺めている時にこの作品のタイトルが目に入ったので、折角だから自分がまだ読んだことないものにしようと電車内で黙読。
12分ぐらいだったので丁度いいと思い帰宅後まずどれくらいかかるか測ったら、24分。ここで黙読の倍はかかることに気付きました。
そういえば昔もそんなことがあった気がします。再確認ってやつですね。これは2回に分けることが決定されました。今後の作品選びに関わる発見が出来て良かったです。黙読の段階で取捨選択が出来る。
後半収録時、最後の最後で豚バラブロックを炊いてた炊飯器のアラームが鳴ってしまい収録し直したという裏話もあります(笑)そっちの方が録り直したものより噛まずに読めてたから悔やまれます。。
作品自体は牛さんイメージで勝手に可愛いお話かなぁと思ったらそんなこともなく(笑)、まさか日露戦争の話がちらっと出てくるとは思いませんでした。
ラスト、実は24分かかって読んだ時に涙ぐんでしまいました。海蔵さん、人々の為のお仕事が出来て良かったなぁ。戦争に行く前に井戸の様子が見られて良かった。
作者の新美南吉は肺結核の為29歳の若さで亡くなったそうですが、この作品は晩年に出来たものだそうです。もしかしたら海蔵さんを自分に当てはめ、井戸を今までの作品として当てはめていたのかもしれません。
こちらの作品は岩波文庫の『新美南吉童話集』に収録されているそうなので、本屋さんや図書館ではこちらをチェックしてみてください。ごんぎつねも入ってるそうです。
下のリンクは前半の部分です。サイトからだとどうなのか試してないので分からないのですが、アプリだと次の回の番組の再生を勝手にしてくれるので後半はいきなり続きから始まり、タイトルコールを最後にしています。複数回に分けたものは今後も同じようにしていこうと思います。
新美南吉の晩年の作品「牛をつないだ椿の木」是非聴いてみて下さい。
第2回新美南吉「牛をつないだ椿の木」その1| #アマリリスのおはなし #文学 #朗読 #作業用BGM #Radiotalk https://radiotalk.jp/talk/242864
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