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2024年の振り返り(前半)
1月 大雪とパッケージのお仕事
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私の住む岐阜県大垣市周辺は久々の大雪になった。家の前の道は小さいので除雪車は来てくれず、雪かきも久しぶりの作業。子供の頃はかまくらが作れるぐらい降ったものだが、今では翌日の昼には溶けてしまうぐらいの積雪量になっている。風の噂で採掘により伊吹山の地形が変わり、日本海側からの冷たい風が流れる向きが変わったからだと聞いた。真偽は分からないけどそういうこともあるのかもしれない。
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岐阜県関市、善光寺の境内でカフェを営む「カフェ茶房宗休」さんからのご依頼で、カフェオリジナルのコーヒードリップバックのパッケージを担当させてもらうことに。宗休さんは結構前から私の雑貨を知っていてくださっているありがたい存在。いつも、そんなにいいんですか?と思うぐらい私のXの投稿をリポストしてくれてとても精神的に支えられている。
リクエストは「アルパカのイラスト」「コーヒーとわかるもの」だったので自由演技でやらせてもらって3案ぐらいの中から選んでもらった。普段自分の雑貨は自分で「この絵柄でいこ」と決めるので、人に選んでもらうことがとても新鮮だった。
ドリップバッグは宗休さんのお店とオンラインで購入できますよ。
2月 オードリー東京ドームとキャニスター&お茶セット
わたしはオードリーのオールナイトニッポンのヘビーリスナーではないけど定期的に聴いていて、東京ドームに向けて若林さんがyoutubeを始めたりと高まりをみせているのにつられて、私もどんどん東京ドームへの関心が高まっていった。オーダーメイドのスーツを初めてこしらえる若林さん、舞台終わりに倒れないように体力をつけようと自転車を始める若林さん(そしてあの仕事を始める若林さん)をみていると、俄然応援したくなり、挑戦している姿に元気をもらった。こういうことで元気をもらえるとなんだか自分って歳をとったな…と思ってしまうけど。
オンライン配信があるとのことで、せめて家の中でリトルトゥースで居たいとTシャツも購入し夫に着せて観戦した。星野源さんも好きなので、出てきた時はびっくり。最後の漫才は痺れた。
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「ずっと作りたい雑貨」リストが私にはあり、2月についに1つ叶った。それは缶。いい感じで言えば「キャニスター」だ。東京の老舗の缶製作会社 加藤製作所さんにお願いして中蓋もしっかりあるとっておきの缶をつくることができた。缶にはお茶をセットにして販売したくて、地元の揖斐川町でまるでマチュピチュのような山に囲まれた茶畑で古来のお茶の種を絶やさずに育てている傳六茶園さんの美味しいほうじ茶とコラボさせてもらった。お茶セットは完売したが、キャニスターも残りわずか。作れてよかった。
3月 こたまごさんと二人展「ちょっとよっていってください」開催
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ものづくり仲間のこたまごさんとは、podcast「ちょっとよっていってください」というラジオをやっていて、ゆるくものづくりについてなどを話している。こたまごさんから「展示できる場所があるので3月あたりになにかしませんか」とお誘いをもらって、岐阜県各務原市にある公園のなかのカフェKAKAMIGAHARA STANDさんで二人の作品を展示販売をした。わたしはアルパカ、こたまごさんは秋田モチーフ。
あいにくの雨でとても寒い日だったが、岐阜や名古屋から展示を見にきてくれる方がいらっしゃってとてもありがたかった。普段販売しない原画や陶器作品もほぼ完売。カフェなのでみなさんゆっくりできるし、お話もできたしでとても良い会場だった。誘ってくれたこたまごさんに感謝。
4月 車中泊 東北アルパカ旅とアルパカ前で出店
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ずっと行きたい場所があった。それは益子の陶器市である。旅先には必ず産地があり、寄ってその地のやきものを1つは買うのを楽しみとしているのだが以前益子に立ち寄った際、ここはまた行きたいと思ったし全国的にも有名な陶器市は死ぬまでに一度体験せねばと思っていた。夫に相談すると、そこまで行くなら東北も回りたいと言われ、目的地は青森に設定された。車中泊旅だと「遠いところに行くとさらに奥も近く見える」罠にハマってしまう。益子まで行ったら仙台も、仙台まで行ったら青森も、である。
そうするとアルパカにも会えてしまう。岩手と栃木の2箇所のアルパカ巡りも組み込まれた。
10日かけて福島-宮城-岩手-青森と日本海沿いを通り、秋田に少し寄って最後に栃木の益子という行程で東北を回った。東北という言葉一つでくくるには申し訳ないぐらいだが東北はとてもよいところで何度も通いたくなる。温泉も最高だ。しっかり岩手のアルパカにも会いに行けた。夫は弘前のアップルパイの街ぶりに感動し、また行こうとしている。
益子の陶器市はまちをあげてのお祭りぶりで最高だった。朝6時半ぐらいに駐車場に向かったがすでに車がたくさん居て、やはりこれは生半可な気持ちで行ってはいけない祭りなのだと再認識した。家の棚に収まらないのに器をたくさん買った。
夫はこの旅でアップルパイとご当地牛乳のコーヒー牛乳にはまった。目覚めさせたのは福島の酪王だ。この月からコーヒー牛乳の収集がはじまる。
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長野市茶臼山動物園には4頭のアルパカがいる。過去4回、春と秋のお祭りに出店させてもらっていて、アルパカの前でアルパカ雑貨を販売するという最高のイベントなのだ。2日間アルパカを眺めながら、話しかけながら、写真を撮りながら過ごした。なんといっても動物園のスタッフさんが皆いい人すぎて毎年会うのを楽しみにしちゃうのだ。また来年も出店できるといいな。
5月 仲間たちと文学フリマ東京出店
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5月はこれに尽きる。「ZINEがつくりたいけどどんなZINEにしたら良いだろう」と思い切って相談したのは、私は所属するオンライン編集スクールのみなさんだった。それから1年後、無事ZINEをつくりあげた私は文学フリマに出店した。とにかくとても楽しかったので、そのスクールで「文学フリマ東京にZINEをつくって一緒に出ませんか?」とお誘いしたら、みなさんしっかりと当日までにZINEをつくりあげ、販売することができた。みんなの作るZINEはどれも本当に良かったこととか全国にいるスクール生が集まる嬉しさとか色々あいまって、脳汁(アドレナリン)いっぱい出てんなあというぐらい楽しかった。普段一人で創作して販売しているので「みんなでやる」っていいなあと気づかせてもらった。
そのイベントの新刊「14泊15日車中泊しながら北海道アルパカ旅」は皆さんからの反応も良く、作ってよかったなあと思っている。
6月 2年ぶりの東京ギャラリー展示&初めて絵を買う、ネコブランドをこっそり立ち上げ
2年に一度のペースで千駄木にあるフリュウ・ギャラリーさんの企画展に参加している。その名も「へんないきもの展」。6名の作家さんの愛するいきものをモチーフにした作品が集まる。その時は私も原画イラストと陶器作品を持ち寄るのだがそれを楽しみにしてくださる方もいて、直接販売できる機会となるのでとてもありがたい。この在廊時に、ご一緒する作家さんとお話しするのも楽しみの一つとしている。わたしは美術系の学校を出ていないので「美大出身」の人々から美大の話を聞くとワクワクする。今回は現役の東京藝大 油絵学科の方と在廊日が一緒だった。私の想像通り美大はカオスそうで嬉しかった。なんかわからんけど美大はそうであってほしい。
東京での展示の合間に、気になる展示を見に行くことにした。
猫を中心に描いている方で、私の猫アカウントでフォローさせてもらっている。長毛の猫がメインなので嬉しい。行く日は展示2日目だった。
原画ってやっぱり力があるな、と思った。惹きつけられる。購入したいと思う人はこの原画からの抗えない力の塊を我が家に持ち帰りたい、と思うのだろう。わたしは絵画(原画)を購入したことがなく、一度はしてみたい行為のひとつだったが、このギャラリーに足を踏み入れる前までは購入するつもりはなかった。でも、先ほどのような気持ちになってしまってめちゃめちゃ悩んだ。値段を書くと野暮だが4,4000円。買う気で来ていたらこんなに悩まないが、その場で欲しくなってしまったら値段も悩むちょうどいい価格である。
一度心をクールダウンするためにお店の人と談笑していたら「絵はご縁ですからね」と背中を押してもらったこともあり、人生で初めて絵画を購入した。
私自身も3、4年前から原画の販売を東京のギャラリー展示をきっかけに始めたのだが、みんなこんな気持ちで悩んで悩んで購入してくれるのだなと分かって良い体験をしたなと思っている。
名古屋で開催される大きなイベント「クリエーターズマーケット」に出店。初めて2ブースとって、アルパカTシャツをたくさん並べた。少しスペースに余裕があったので、今までどう発散するか悩んでいた「黒猫愛」を雑貨に落とし込んでみることにした。mustaneco(ムスタネコ)というブランド名で、我が家の黒猫たちがモデル。宣伝も何もせずにそっと展開させたが、ネコ好きさんの目に留まりステッカーやCAPなどが旅立っていきました。嬉しい。
またこっそり置くと思います。
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6月までの振り返りは以上です。思い返すと結構色々あるもんですね。
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