Vol.12 「祝・奥川投手プロ初勝利」 私と金沢星稜の深〜い? 関係

ヤクルトスワローズの奥川恭伸投手が遂にプロ初勝利を挙げた。3度目の正直というやつである。しかし5回5失点は普通に考えると微妙だろう。味方の援護が無かったら今回も負けだった。もしこれが5対3とかで負けていたら「もう奥川は出すな」と非難を浴びたに違いない。しかし勝った。不思議なものである。取られたら取り返す。普段のヤクルトには見られない(←軽い嫌味)痛快な試合であった。しかしまぁ勝ちは勝ち。勝負とはそういうものである。先輩方の〝奥川を勝たせよう〟という心意気含め「よくやった!おめでとう!」と言いたい。

ところで奥川投手と言えばスポーツの名門・星稜高校の出身だ。
実のところ私の実家はこの星稜に深い縁がある。父方の叔父が星稜○○で校長をしていたのだ。何故「○○」とボカしたかと言うと星稜には中学から大学まであるからだ。個人の特定を防ぐためあえて〝どこだったか〟は伏せておく。しかしその昔、校長をしていたのは本当だ。ネタではない。

それゆえ我が家は大の星稜贔屓である。特にスポーツ観戦が趣味の父は星稜が甲子園に出れば甲子園球場まで見に行く。サッカーが全国大会決勝に進出した時は確か国立競技場まで行っていた。松井秀喜・本田圭佑・・・とにかく星稜出身の選手には目がない。そこに来て奥川投手の登場だ。
私がヤクルトファンの男性と結婚したことにより立派な燕党となった父は狂喜した。ドラフト会議の前から「奥川君獲れるかな〜獲れるかな〜」と(母を介し)LINE攻撃をしてきた。自分でLINEを覚えろという話である。

そんな父ゆえ、昨日の初勝利は本当に嬉しかったらしい。どこで覚えたのか「すわほー!」というネット用語まで(母を介し)LINEして来た。繰り返すが自分でLINEを覚えろという話である。

母も母で「あの緑のユニフォーム(注:燕パワーユニフォームのこと)が欲しい」などと言っている。近々「奥川投手初勝利記念Tシャツ」が出るだろうから、その際には夫婦2人分注文し、送ってあげようと思っている。


【猫ムスメより】
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