Vol.62 機械式駐車場という罠
出張ペーパードライバー教習も4回が終わった。
初めて自分ひとりで国道を走った。
信じられない。この私が運転してるなんて・・・
何気に自分が一番ビックリしている。もう一生運転はするまいと決めていたのに変われば変わるものだ。「母は強し」とはよく言ったものである。
しかし私は今、あるトラップに引っ掛かっている。それは
マンションの機械式駐車場だ
都心部のマンションにお住まいの方ならすぐお分かりだろう。あの上下に昇降するアレだ。土地の狭い日本ならではのシステムかもしれない。
幸い我が家は地上スペースを確保できたため昇降の煩わしさはない。しかし自分が運転するようになり、初めてある事実に気付いた。
幅がギリギリなのだ
一般的な白線の駐車場と違い、機械式には「枠」がある。パレット(※車を乗せる板みたいなやつ)が昇降するから当たり前だろう。枠からはみ出てしまったらパレットが動けない。
それが狭いのだ
正確には枠が狭いのではなくウチの車がデカイ。
↓↓ ご覧の通り、ギリギリである。
尚、これは同じ駐車場に停めている別の車だ。
↓↓ 左右10センチくらい余裕があるのが分かるだろう。
車によってこんなに差があろうとは。
車自体に全く興味が無い私は「車幅」というものすら理解していなかった。完全に盲点である。
考えてみて欲しい。
こんな寸分の隙もない駐車場に初心者が停められるだろうか? 無理だ。正に悪戦苦闘。かなり練習したが未だ10分くらいかかる。しかも夫には「(枠)の角にこすったらタイヤパンクするよ〜」などとプレッシャーまでかけられている。
夫よ、何故こんなデカイ車を買った!?!?
「ぶつかっても死ななそうな車にして」と頼んだ自分を棚に上げ、恨みつらつら・文句たらたらな私である。
【猫ムスメより】
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