Vol.30 プロ野球:「若虎」台頭
一昨日5月19日の阪神vs.ヤクルト戦は3対1で阪神の勝利だった。
しかも勝ち投手はプロ初登板初先発というルーキー西純矢投手(19歳)。彼にはなんと5回の降板までノーヒットノーランをくらった。驚きである。
試合前まで「今日はルーキーだから勝てるかも♪」と余裕こいていた夫も3回あたりから無言になった。そして「西くん余裕があるな」と呟いた。普通、初登板のピッチャーは緊張でガチガチになり降板するまで笑顔ひとつ見せないものだが、彼は1回を終えてベンチに戻るたび笑顔でチームメートと談笑していたそうだ。すごいメンタルである。もしかしたら21歳にしてキャプテンの貫禄を備えた村上と肩を並べる大物になるかもしれない。
ヤクルトファンとしては高卒のルーキーにノーノーをくらうなんて「情けない」と言いたいところだがこの歳になるともうどうでもいい。とにかく若人の活躍が眩しくてならないのだ。昨日もお立ち台に立つ西投手を見、「親御さんは・・・さぞ・・・嬉しかろう・・・」と泣きそうになった。もはや母親の心境である。
ちなみに夫によると2017年、広島戦でもルーキーにノーノーをくらいかけたそうだ。まぁ彼は大卒の22歳なので比較にならないがバレンティンの一発が無ければ〝1987年以来史上2人目〟という偉業を与えてしまうところだったらしい。
何故ヤクルトはこんな目にばかり合うのか。
西投手にはシンプルに「おめでとう!!!」と言いたい。しかしヤクルトにはもう少し頑張って欲しいものである。
【猫ムスメより】
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