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【MonsterCards】Ver.0.15.0 パッチノートについて
皆さんこんにちは
ついにきましたね!
パッチノートのリンクを貼っておきます↓
https://gasai.dev/69fc20eb9bdb460a922d34aaac8398fe
今回はver.0.15.0のパッチノートを見て色々書いていきます。
実際に戦ってではなく想像上の評価なのでご了承ください。
推奨ルールの変更
順番は前後しますが、まずはこちらから。
というのもゲームバランスはこの推奨ルールをもとに設定されているからですね。
・以前までの推奨ルール
デッキ枚数:20枚
人数:3人以上
対戦オプション:タイプ表示・攻撃力ランダム・レアリティランダム・20枚固定化・順番ランダム
・新推奨ルール(その1:20枚ルール)
デッキ枚数:20枚
人数:3人以上
デッキコスト:200
同一カード:3枚まで
対戦オプション:順番ランダム・アルティメットスキル ※より真剣勝負に近い対戦がしたいならタイプ表示も推奨。
・新推奨ルール(その2:フリー枚数ルール)
デッキ枚数:自由
人数:3人以上
デッキコスト:300
同一カード:3枚まで
対戦オプション:順番ランダム・アルティメットスキル ※より真剣勝負に近い対戦がしたいならタイプ表示も推奨。
さてここでの変化で重要なのはカードにおけるランダム要素が排除されたところにあります。
つまり今まで息をしていなかったジャイアントキリングや必殺奥義がついに活躍しだすということですね。
それと同時に、カード作成の手間が跳ね上がることも意味します。
今まですでに5つのリセマラ要素があったのに加え、レアリティと攻撃力までもが追加されます。
さらにさらに同一カードは3枚まで制限も入ったので、もしかしたらデッキのカード作成だけで一日が経っちゃうなんてこともあるかもしれません。
ひとまずは既存デッキの再調整で忙しくなりそうです。
とはいえマイナスだけではなく、ゲーム面でも面白そうなことがたくさんあります。
デッキコスト導入によって今まで起こっていた、「切り札がレアリティCだわ~」や「なんでフレシがURなの~」というちょっとした残念ポイントを改善しつつ、URマンが発生しないようにデッキコストの制限もあります。
また新ルール2では山札自由ということでカードコストの調整が非常に大変そうですが、がさいさんに期待です。
後述しますが、「レアリティCの攻撃力0、スキルはヒール」のカードコストは7。よって新ルール2では42枚のヒール軍団と戦うことになります。一方普通に作成していくと作者想定で30枚ほどとなるそうなので、後者は12点まくって五分となるわけです。しかしヒールは毎回±0してくる(ドロー分がヒールで打ち消しになるのに対し、こちらはドローした後打ち消す要素がない)ので実質24点まくる必要があります。
しかし攻撃力厳選が可能になったことにより今までとはゲームスピードが変わってくる影響で実は大変ではないのかもしれません。
すべてに言えますが、やってみないとわかりませんねw
楽しみです。
新スキルについて
それではさっそく触れていきます。
・Evolve:進化 & FinalForm:完全体 (Standard)
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効果:このカードは戦闘時に短針不利(-1)を得る。ただし、戦闘に勝利することができたとき完全体へと進化を遂げる。
進化後:このカードは圧倒的な力を持っている。 ※基礎攻撃力+2
初見の感想としては「短針不利-1はもうちょっときついデメリットだと思うぞ!!!」って感じです。
進化後のリターンが少し薄く感じます。
しかし。
しかしですよ。
新ルールではレアリティ厳選、攻撃力厳選が可能になったことによりUR7点とかいうバケモンがなんとたったの短針不利-1で登場してくるということになります。
もはやもっとデメリット重い方がいいんじゃない!?といった感じです。
レアリティのごり押しは皆さん遊んでいて感じているかと思います。
C対URの時、すでにC側は3負けであり、そこから4つすべての相性に勝たないと盤面が取れないどころか、1負けでもするとドローになります。
とても期待が高まる1スキルです。
・DarkSummon:暗黒召喚 (Discard)
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効果:プレイヤーを選択し、墓地の一番上にあるカードを防衛ゾーンに出す。
このカードは、プレイヤーが自身を選択できるか否かで評価が変わります。
まず他人を選択するときのメリットとしては、相性不利のカードを引きずり出して無理やり勝たせるというやり方。必殺奥義と組み合わせても面白そうです。
ただ相手の墓地は見えないので非常に博打。
なんなら勝ち筋を自らつぶすなんてことにもなりかねません。
諸刃なんか来た日には惨劇になります。
もう一つは自身を選択することに関して。
手札は一度引いたらもう変わることはないですが、墓地はサージなどによって変わっていきます。そこから実質召喚することができるこのカードは、無限の勝ち筋になるわけですね。
ただこれは自身が選択出来たらの話。
できない可能性の方が高いと踏んでるので、このカードの評価は面白そうだけど低めです(未実装
・Poisoner:毒使い (Standard)
効果:このカードが攻撃に成功したとき、毒カードを相手に2枚与える。
・Poison:毒 (Discard)
効果:1ダメージ受ける。跡地の一番上のカードが毒のカードなら代わりに2ダメージ受ける。
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またとんでもなく強いんじゃないかといった初見印象です。
リターン、ルーインのような張り替えを躊躇するようなタイプのスキル。
ただ少し判断が難しいです。
ポイゾナーが攻撃したとき、された側は手札+毒2枚となります。
となるとその毒2枚を使い切るまでは実質1枚の手札で戦っていかなければなりません。
やはりいずれ使う場面も来ることでしょう。
そしてさあ使いました、そのあとはどうなる?という話です。
ターン経過はするのでしょうか?
ダメージを負ったあげくさらに手札を切らされるのでしょうか?
はたまた毒一枚使って終わるのでしょうか?
また追加効果部分の「跡地の一番上のカードが毒のカードなら代わりに2ダメージ受ける」は普通に読むなら毒カードの上からさらに毒カードを置こうとした人に対してですが、もしかしたら雷撃のような効果を持つ可能性もあります。
未知数かつ注目のスキルです。
・Fascinate:魅了 (Standard)
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効果:カードを出したとき、他のプレイヤーはサイコロを振り、1が出たプレイヤーからランダムな手札を1枚奪って手札に加える。
さてヒールの対抗馬のようなスキルが出てきました。
サイコロはおそらく6面体の通常のあれでしょう。
一応確率計算として、ヒールは100%の確率で+1枚なのに対し、ファッシネイトは何パーセントの確率で最低でも+1枚なのかというと、
2人対戦時:17%
3人対戦時:31%
8人対戦時:72%
となります。
ただ、+2枚以上引ける可能性があるというメリットもあります。
3人対戦時:3%
8人対戦時:33%
とはいえ公式推奨の最低人数である3人で、このスキルの採用は非常に運だよりになります。
なんなら8人対戦の時でも30%ほどの確率でヒールの方がよかったとなるのは辛いところ。
ただ同時に30%ほどの確率で+2枚以上になる確率を秘めています。
多人数戦の時に面白そうです。
・Greed:強欲 (Discard)
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効果:カードを2枚引く。
今までのルールであればもはや自殺行為である2ドロー。
しかしレアリティや攻撃力の意図的な設定が可能になったこと、ルールによっては山札が固定ではないこと、ファイナルフォームや必殺奥義などのフィニッシャー足る強力なスキルの誕生により、防衛思考のゲームから攻撃思考のゲームへと変化しそうな気がするので、割と馬鹿にはできないスキルになるかもしれません。
とはいえ現状はそこまで注目していませんw
・LiveOnStage:ライブオンステージ (GameChanger)
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効果:全てを圧倒するパフォーマンスであらゆるスキルが発動できなくなり、スキルを持たないカードに短針有利(+1)を与える。 ※このカードにBGMが設定されていてGameChangerゾーンにあるなら、ほかのカードのBGMより優先して再生される。
これまた新たな風が吹きそうです。
ノースキルデッキなんてのが誕生するかもしれません。
URに短針有利+1なんてつけてたらとんでもないことになります。
また攻撃力厳選が可能になったので、防げなかったら5点も入ります。
また、ここから先もレヴォリューションの評価は上がっていきそうですね。
その他個人的ピックアップ新機能・新要素
・EXカード作成機能
デッキには直接含まれず、一部のスキルの効果によって生成される一時的なカードを作成・編集できるように。
ファイナルフォームのようなカードを実装するにあたり、先んじてこの機能を設定するのはさすがですね。verygooood
・新コスチュームの追加
装飾:4種
帽子:3種
眼鏡:4種
マスク:3種
髪型:4種
表情:3種
服:4種
単純にうれしいですね!
・カードイラストのインポート機能
一度描いたカードのイラストを別のカードにインポートすることができるようになります! これによって色違いなど、類似のモンスターが気軽に作成できるようになったり、疑似的なステータスの変更が可能になります。 ※インポートできるカードイラストは自分の作成したカードのみです。
神ですね。
それしか浮かばないです。
ありがとうがさい神。
・ペイント関連
ペイントに全消しツールを追加
ペイントに現在選択中のペンサイズ、不透明度の現在の数値が表示されるようになり、プリセットから数値を選択できるように
・デッキ編成画面
デッキ編成画面にカード複製ボタン、カードコスト、合計コストの表記が追加。
複製ボタンは非常にありがたいですね。
・カードコスト機能
カードにコストが自動で設定されるようになります! カードコストは主にデッキ編成に使用され、ランダムパワー・レアリティを設定せずともデッキの強さが均一になることを目的として実装されました。 レアリティや攻撃力が高いほどコストは高くなりますが具体的な計算方法については別の項に記します。
というわけで詳細はパッチへGO!
こればっかりはやってみないと何とも言えません。
調整されたスキルについて
・Friendship:友情(下方修正)
理由:攻撃ゾーンのカードを除去する安定の手段として優秀すぎたため、発動条件を追加。
旧:このカードを防衛ゾーンに置いて対戦が発生した時、即座に攻撃ゾーンと防衛ゾーンのカードを掃けて、もう一度ターンをやり直す。 (ただし、攻撃ゾーンを直接置き換えることができないときは発動しない)
新:このカードを防衛ゾーンに置いたとき、攻撃ゾーンのカードのレアリティと一致するなら両方のカードを跡地に移動させてもう一度ターンをやり直す。
これは今までもあった、切り札がフレシにこんにちは^^とされて一瞬で流されてしまうところからですね。
相性を読みあうゲームなのに少し強すぎたので妥当だと思います。
・FinishingBlow:必殺奥義(上方修正)
理由:過剰に使いにくい性能であったため大幅強化
旧:このカードを出したとき、手札をすべて跡地に捨て以下の能力を得る。 ・短針不利(-4)を得る。
・攻撃ゾーンにあるこのカードは置き換えることができない。
・このカードの攻撃を受けたプレイヤーは即敗退する。
新:このカードは常に短針不利(-2)を獲得するが、このカードの攻撃を受けたプレイヤーは即死する。
これは大化けしそうですね。スピーシーズプライドで強化してあげれば-1にまで抑えることができ、さらに攻撃されると即死となります。
少し気になる点としては、表記がダメージを受けるではなく攻撃されるという点。またプロテクト君が貫通されそうな、、、
・Snipe:狙撃(上方修正)
理由:スキル名から連想されるイメージと近く、より実用的な効果へリワーク。
旧:次にカードを出す人を指定する。
新:プレイヤーを指定し1ダメージを与える。
これにより1on1での大詰めに使えそうになりましたね。
終盤でこれを出されるとまくる時間はないので、非常に大きな一手になります。
ただ相変わらずそれでターンが終わるわけではないので、多人数戦では厳しい印象です。
・DoubleEdged:諸刃
仕様変更:ダメージ判定がGiantKilling等の長針の移動量を加味するように変更。
また大ダメージを与える可能性が上がりながらも、勝手に進んでいってどんどんダメージを受ける傾向が強くなりましたね。
また環境的にジャイアントキリングが増えそうなのも向かい風です。
アルティメットスキルについて
アルティメットスキルは本パッチで導入されるURカードをより特別なものにする対戦オプションです。 非常に強力な追加効果が発生し推奨ルールにもなるため、URのカードコスト自体が12と高めに設定してあります。
というわけでまたすんごいものが来ました。
加えて公式推奨のルール。
お遊び機能ではなくガチ機能です。
数が多いのと、基本どれも強くなるので多人数戦を踏まえた視点から面白そうだなと思ったのをピックアップします。
・FinishingBlow:必殺奥義
スキル:防衛時は短針不利がなくなる
最大の課題だったいかにして着地させるかという問題を解決。今verでは非常に注目のスキルです。
・Trick:手品
スキル:交換するカードは相手の最も強力なカードと自分の最も非力なカードになる
切り札を奪える可能性があるスキルに昇華。
デッキコストやランダムの排除により、切り札はガチの切り札となる可能性が高いのでそれを取れるのはどう考えても強いです。
ネタで使ってたFBトリックビーストがまさかガチになる日が来るとは思いませんでした。
あ、興味ある方は動画投稿もしているので一番下からぜひ、、、(宣伝
・Poisoner:毒使い
スキル:防衛成功時にも効果が発動する
現時点で評価はできませんが、プレッシャーの上位互換なりえる強さです。
期待大。
・Fascinate:魅了
スキル:ダイスが2のプレイヤーに対しても発動する
1/6だったのが1/3にもなったら話は別。ファッシネイトの欄でも触れたように、それぞれの確率は
・1枚以上引ける確率
2人対戦時:17%→33%
3人対戦時:31%→44%
8人対戦時:72%→94%
・2枚以上引ける確率
3人対戦時:3%→11%
8人対戦時:33%→74%
と高い確率で手札を奪える=ダメージを与えることができます。
さらに色々な人の色々な札をたくさん取れるわけですから、対応プールも広がります。
非常に強いスキルとなりそうです。
あとがきもどき
総評です。
カード作成になにかテコ入れが欲しいなといったところ。
さすがにつらすぎますね。
そして対戦環境。
攻撃力厳選が可能になったことにより攻撃スキル系の相対的弱体。
そして切り札が本当に切り札になる。
また、ジャイアントキリングの台頭。
おおむねこんな感じでしょうか!
なにはともあれアプデを待ちましょう!
ここまでご覧いただきありがとうございました!
また次回の記事もよろしくお願いします。
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良かったらぜひお越しください。
↓FBトリックビーストを使った動画。