見出し画像

志を高くもつための思考

覚悟の度合い


実際問題、勤務時間内で自身の保育力を向上するなんてことは無理に等しい。もちろん、現場の保育で保育力があがるのは確かである。
しかし、保育力をあげる保育をするためには、まず、質の高い計画を
立てなければならない。質の高い計画は簡単に生み出せるものではない。

ただ乗り切るだけの保育、根拠やねらいを明確にしない保育、毎年同じやり方だからとそのまま行う保育、これらを続けて勤務年数だけがあがり、ベテラン扱いされるというケースも珍しくないだろう。

果たして自分はそうなりたいのか?という問題である。
私はなりたくなかった。
ただ単純に心の底からそう思う。それが、「覚悟」であると考えている。

物事の絶妙な動きをさとる心の感覚


小説家が物語りの構想を思いつくように、
作曲家がふと、いい歌詞が思い浮かぶように、
一瞬で判断する場面ばかりの保育にも
そのような「感覚的センス」が必要とされる。

保育力がない人は「センスがない」と揶揄されることが多い。
このセンスの正体は次回に綴る。

さて、どのような時に「感覚的センス」が磨かれるか。
核となるのは、前述したように本気の【覚悟】である。

そして、【自己理解】である。
なぜ、低賃金・人手不足である保育の道に進もうと思ったか?
「子どもが好き」という根拠はなにか?

多くの人が「子どもの幸せを願う」ところから始まってはいないだろうか。
その幸せの形をもっと自分なりに言語化すること。

それがいわゆる【原点】となり、その原点が覚悟という核となる。

様々な裁量にぶち当たり「自分の理想の保育」ができないことが多々ある。そのうちに自分の原点を忘れてしまい、目に見える他者や労働環境の不平不満に矛先を当ててしまいそこから抜け出せない人が多い。

自分の【原点】【核となる思い】を腑に落とし、前を向いたときに
風向きが一気に変わる。

同じ志をもつ保育者と繋がる

覚悟をもった瞬間に風向きが変わっている。
これは嘘のような本当の話で、やってみたらすぐにわかる話。
多分この記事を見つけた人は覚悟の高い保育者であるだろう。

そして、本気で保育を極めようと決めた人は、
「オーラ」が違う。もっと具体化すると、「顔つき」が違うし「姿勢」も変わってくる。不思議なようでこれは全く不思議ではない。
心と体は繋がっているから。

そして、本気の覚悟をもつと、不思議なことに、
保育の達人と自然に繋がりができたり
いいチームワークが組めたりと
いいご縁を引き寄せることができるのも事実である。

同じ志をもつ人とチームを組んで保育する、これほど
楽しい働き方はない。
そして楽しい保育の先には保育力向上が付いてくる。

職場の上司や環境が悪い、と思っているうちは
何も変わらない。

本当に何も変わらないんだよ。
何も変わらないまま時間だけが過ぎて
あっという間に50、60歳!?それだけは
避けたくない?(いきなりため口失礼)

最短距離で保育力をあげる方法

経験年数が物語るなんてことはない。
覚悟の度合いが高い新人は1年であっという間に
抜かす。

最短距離で保育力を上げる方法は
原点の自己理解と覚悟をもつこと。

そんな人が一人でも増えてその結果子どもたちに
恩恵がめぐりますように!

最後まで読んでいただきありがとうございます。
スキが励みになります!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?