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22,12,17。心よりご冥福をお祈りいたします。

自分にとって思い入れの深い書き手の方がお亡くなりになっていた事が先日12月16日に発表されました。

「末期ガンでも元気です 38歳エロ漫画家、大腸ガンになる」の作者
ひるなまさんが12日に自宅で息を引き取られたとの事です。

自分は2015年5月に大腸がんが原因の腸重積を発症し緊急入院。腫瘍自体は大きかったものの多臓器に転移が無かった事が幸いし診断はステージ3。
一時的に人工肛門を設置する羽目になったものの無事寛解を迎え、現在は全く問題無く生活出来ています。

退院後に大腸がんに関する物を読み漁る中で出会ったのがひるなまさんの
闘病エッセイ「末期がんでも元気です」です。

50を過ぎての罹患だった自分と違い、年齢的にもまだ若かったひるなまさんは大腸がん確定時既にステージ4との診断。腸壁を突き破った腫瘍から腹膜へと癌が飛び散る「腹膜播種」と呼ばれる状態に。

所謂末期がんと称される状態と低い生存率に時々凹みながらも前向きに病と向き合い闘病を続けるまでが独特のタッチで描かれており、とても心に残る作品でした。

連載完結&単行本化以降も抗がん剤治療を含む治療を行っており、Twitterで時折症状報告がUPされていましたが数か月前あたりからかなり深刻な状態である事が明かされ、この所更新が止まっていたので心配していましたが、COMICポラリス編集部と旦那さんによって12月12日に自宅で眠るように息を引き取られたとの事が発表され残念でなりません。

心よりのご冥福をお祈りさせていただきます。
長きに渡る闘病、本当にお疲れ様でした。どうぞ安らかにお眠りください。



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