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22,05,26。安全運転は自己防衛。
自分達の仕事は街中をバイクで移動します。
移動時に速さはさほど要求されませんが交付された作業をこなす為、作業完了まで街中をバイクで走り回る事になります。
カテゴリー的に自営業者であり、万が一の時には自己責任で処理対応の必要があるので各員自覚をもって安全運転に徹していますが、それでも絶対無事故という事は有りません。
先日他事業所のメンバーによる転倒事故が発生し、当該メンバーが骨折&打撲で救急搬送後入院しました。今日警察立ち合いの現場検証が完了し、事故としては「自爆」という扱いに。
現場状況としては「前方を走行していたタクシーが歩道に立つ客をに気が付いて車線変更をした為、当該メンバーが急ブレーキをかけた所タイヤがロックして転倒」との事でした。
現場検証の結果タクシーの車線変更は常識の範囲内だったとの判断でバイク側の運転ミスによる自爆事故扱い。
他事業所の人間という事で当該メンバーとの面識等が無い為どれほどの安全運転スキルを持っていたのかは不明ですが、なんにせよ急ブレーキを必要とする速度と車間距離で走行して、なおかつタイヤをロックさせての転倒とあっては「単なる自爆」という扱いに文句も言えないでしょう。
幸いにして骨折としては深刻な状態では無く、入院もごく短期間で済みそうとの事ですが相手側からの保証がなくすべて持ち出しの自腹治療と復帰までの休職期間を考えると経済的にもかなり痛い思いをする事になるでしょう。
現契約先は事あるごとに「自己責任」を持ち出してくるのですから自己防衛としての安全運転の徹底は当たり前。
このご時世タクシーは客を拾う為血眼です。今回のケースとは違いますが、客が立っているのが反対車線だったとしても一車線道路であれば何とか拾おうとするでしょう。
当該メンバーの走行スキルの未熟さを責める事無く「明日は我が身」と一層の安全運転をと己を戒める木曜日なのでありました。