
22,06,04。指の痛みと戦ってのまとめ。
週末連休の土曜日。今日のnoteネタは何度か書いている「ヘバーデン由来と思われる指の痛みのケア」のまとめ的な話です。
毎晩のギター練習の妨げとなる特に左手中指第一関節の痛み。
正式に医師の判断は受けてはいませんが親指以外の各指の第一関節にのみ現れる痛みと変形からほぼへバーデン結節で間違いないと判断しています。
困った事に医師の適切な判断を受けたとしてもこの症例、対処療法しか有効な治療はありません。あまりに患部の痛みが激しくて日常生活にも支障をきたすような場合は外科処置による関節内の骨棘の除去や患部関節へのステロイド注射(鎮痛効果は3~6か月との事)という手段があるものの根治する為の手段では無くやはり対処療法なのが厄介です。
患部の第一関節の痛み&変形は基本親指以外のすべての指に現れるとの事で、自分の場合親指となぜか薬指以外の(比較的第一関節にかかる負担が少ないからでしょう)両手指に症状が出ています。
変形がある程度進行すると痛みが和らぎ始める事も特徴で、最初に症状が現れ変形が進行し曲がっている事が目視ではっきり分かる両小指は一時「折れてんのかな?」と思うほど痛かったのですが現在全く痛みがありません。
今年の冬場に一番傷んだのが左中指の第一関節で日常生活の上では深刻な問題になるほどではありませんでしたが、毎晩のギター練習時に運指に支障が出るほどでした。
老いらくの楽しみとして欠かせないクラシックギターの練習の邪魔はなんとしても阻止せねばなりません。インドメタシン系の塗り薬や漢方の飲み薬などいくつか試してみましたが、最も直接的に鎮痛効果が高かったのが市販の貼り薬「ロイヒつぼ膏」でした。
文字通り痛みを鎮めるだけなのでやはり対処療法ではあるものの貼ってから効果が表れるまでの即効性も高くCP的にも問題の無い価格(第一関節に丁度良いサイズの大判がamazonで78枚入り900円前後)でいい所づくめ。
沈痛効果の高さからそれまで念入りに行っていた練習前の手指の柔軟をおろそかにしてしまい中指第一関節の可動域が狭くなってしまう想定外の事態はあったもののロイヒ導入以来練習時の痛みは気にならないレベルで落ち着いています。
水に濡らすと吸着性が極端に落ちる為、貼り替えて終日&就寝中も貼り続けてみたりもしましたが鎮痛耐性が付く事と痛みの自覚が無くなる事でセルフケアがおろそかになる事を鑑みて現在では夜寝る前に張り付けて、朝顔を洗った時に剥がし夜までは貼らないようにしています。
この運用で使えば「痛みは少々残るが練習の邪魔になるほどでは無く消費枚数も減って一石二鳥」なのでこれからも使い続けるつもりです。
同じような症状の方がたまたま今回のnoteを目にされた時、参考になれば幸いです。