24,04,21。覚えにくいが効果は抜群。
昨日のうちに買い物は済ませておいたので、出かける事無くのんびり過ごせる休日日曜日です。
休日にしては比較的早めに起床したので、昼食後にとっとと覚えて毎晩の練習に活用したいカルカッシのno1を繰り返し練習してみる事に。
クラシックギター奏法の基礎的なエチュードなので「弾けない」ポイントは無いのですが、1分程度の曲がなかなか頭に入ってくれません。クロマチック的な運指がポジションを変えながら展開していく曲なのでフレーズを頭に入れたつもりでも、つい順番を間違えがちでようやく3分の2を止まらずに弾ける程度となっています。
この手の曲は運指を正しい順序で弾かないと習得の意味が無い為、動画を参考に練習するのですがTariq Harb先生と同じスピードでさらりと弾けるようになるまではまだ時間が掛かりそうな気配。
慌てて覚える必要が無いとはいえ、思ったよりも覚えるのが面倒なno1ですが、今更とはいえ習得する価値は十二分にありそうです。まだ最後まで覚えていないにも拘らず正しい運指をチェックしながら繰り返し弾く事で自分の悪癖「親指こんにちは」が練習時に他の曲で顔を出すと違和感を覚えるようになってきました。
いまだ毎晩の練習メニューとして毎晩弾いているSteve Howeのyes時代の
ギター曲「mood for a day」ですが、初めてコピーしたのがエレクトリックしか弾いていなかった10代の頃とあっていまだに運指とフォームが滅茶苦茶です。
手が大きい事もあってバレーを用いない大部分は全て親指こんにちはで弾いていましたが、昨夜の練習時に妙な違和感を覚えるように。
体というか左手は正直です。弾き易い運指とフォームを繰り返して弾いているうちに無理の有る形で弾いていた個所に左手が勝手にダメ出しをして違和感を訴えているような気がして来るあたり流石基礎中の基礎として用いられてきた曲。no1だけでも結構な運指インチキ度判定機能です(笑)
クラシックギターを手に取るようになってから覚えたアルハンブラやブエノスアイレスの冬といった曲はmood foe a dayに比べれば運指を意識して練習した分だいぶマシではあるものの悪癖は悪癖。改善の余地はだいぶ残っている気がします。
「no1でこれほどなら25曲全てを習得した日には…」などと先が長い事も忘れて己の技術向上皮算用をはじき始めた日曜日なのでありました。