![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/167832682/rectangle_large_type_2_eb5834fd9d51d8d4e1967b2ca44171af.png?width=1200)
「エキエキ」
ひとっていいね。
なむです。
9月ごろから、エキセントリックカレッジふくいに参加してます!
12/30に、受講しているみんなと、かたりました。
そこで出てきた意見を、振り返ります。
かたったことは、ふと出た疑問。最近ぼくたちのまわりでよく聞く
「エキエキ」
って言葉。
講義とかグループワーク中に出てくる、不思議な感覚。
言葉にうまくできないけど、エネルギーがこもっている感覚。
これを、ぼくたちなりに言葉にしてみないか?
ゆかいな仲間たち
参加したのは…
高校生のみんなと、32歳社会人、なむ。
1.動きまくるJK、どひちゃん
今回の発起人、だいたいどこにでもいるひと。
なんかに参加しては、鋭い視点から爪痕を残して去っていく。
めちゃ効率いい。あとで知ったけど、ぼくの母校に通っていた。
2.ムードメークの達人、はらちゃん
場の雰囲気をうまく読める。すごく器用。かわいさで勝負。
けど、あたまんなかは、意外とクールだった。
話を親身に聞いてくれるし、話したことをスポンジみたいに吸い取る。
3.俯瞰してまとめる、たいせいくん
基本、黙っていることが多い。けど、手元にいつもメモを取っている。
ぼくは、彼には濾し器が備わってると思っている。
黙った後は、だいたい要点がまとまったアウトプットを残してる。
4.年の差ひとまわり、なむ
正直、不安だった。年の差あるもん、話って合うのかな?
一人浮いたりしないかな?しっかりせんとダメかな?
でもそれは全部、ノープロブレムだった。びっくりやで。
みんなにとっての、「エキエキ」って?
みんな、ちがってんだよなぁ
輪郭は似てた。「問い」が大事なのは、同じなんですよね。
それをどの角度から切ってくのか。
そこにみんなのキャラクターが出ていたと思っている。
どひちゃん:自分が、出てくる
答えのない問いに、深く考えている時間。
→自分の中で完結するっぽい印象を受けた。
人がいても、いなくても成り立つ。けど、「エキエキ」には問いが必要。
日頃うっすら考えていることを、問いを通じてアウトプットする。そのときに「エキエキ」を感じている。
→問いと体験を紐づける時間が、エキエキなのかな?
ingであらわされる感覚。
はらちゃん:そのときを、切り取る
問いをもとに考えているときに、やってくるもの。
「もやもや」と、「いきいき」の間にあるもの。
瞬間的に訪れるものと考えている。ひらめきの瞬間。
日常では出てこない。非日常な時間・空間で味わえる。
→建前とかがない、心理的安全性が大切なのかな?
isとかwasであらわされる感覚。
たいせいくん:触発されて、広がる
相手から感じることが多い。
夢中に、我を忘れて話している場面で感じる。
そのひとが、「ゾーン」に入っているとき。
たいせいくん自身が、「コペルニクス的転回」を味わうとき。
→相手の価値観と自身の価値観が共鳴して化学反応が起こった時に、「エキエキ」を感じるのかな?
ingであらわされる感覚。
なむ:自己探究を、味わう
相手が「気づき」を得て、変化を覚える過程で生じる、一生懸命に自分を観ているひととき。
問いに対し、探求する時間とか
自身の価値観に触れている・まさぐっている時間とか
感情が抑えきれずにとりみだしているときも当てはまる。
個人の中で無意識に引いている境界線(コンフォートゾーン)を、跨ごうとしているとき。
痛みを伴うときもあるし、ひとりで「エキエキ」するのは不可能だと思う。
ingであらわされる感覚。
あ、おもいだしたわ
ちょっとまえ、聞いたことなんですけどね。
「迷路、いると思うんです。私たちは、あえて迷い道を提示している」
エキカレの運営に携わっている人が、言ってました。
既定路線を敷く。
そこを歩いていけば、かたちになる。
みんな、そこを歩いていく。
みんなのチャレンジが、かたちになっていく。
その結果、世の中になにかが残っていく。
福井県に新しい風が、巻き起こる。
…ほんとに、それが正解か?
その一歩は、長続きするのか?
できた!かたちになった!やった!
そこで、まとまっちゃうんじゃないか?
「かたちにできた」で終わってしまう。
それだけで、満足なのか?ぼくたちって、こんなもんなのか?
これ、かたちにできてShrinkしない?ほんとに、大丈夫か?
だからこそ、「エキエキ」が大切なんだ
見つけることの、むずかしさ
「エキエキ」正直いって、きれいごとじゃない。
無傷で得られる感覚では、ないと思う。
棚から突然降ってくるものではない。
ほしい時に出てくるもんじゃない。
いまの日本て、幸せだと思う時がある。
蛇口をひねったら、水が出てくる。
蛇口をひねるだけで「エキエキ」できるんだったら。
それは、「エキエキ」じゃない。
「エキエキ」、しんどいよね。
ひとが苦悶しているとき。自分が普段見てないもんを、見てみるとき。
そこにきっと、らしさが伴うと思う。彼らにとっての、エキカレがある。
苦しい。いったらどうしよう。戸惑う。でも言いたい。
怖い。でもいってみよう!何か見えるかもしれない。
不安と期待が混じっている。
一種のチャレンジ。はたから見たらちっちゃいかもしれない。
でも。わたしにとってはチャレンジ。
わかってほしい。きいてほしい。理解してくれなくてもいい。
え、でもこわ…こんなんいったことないし。
言ったらどうなっちゃうんだ?いつも隠していたことだから。
いうの、こわい。黙ってたほうがいいのかもしれない。
…ほんとかな?それでいいのかな?
うーん、黙っておこう!そうしたら、わたしのまm…
え?ちがうの?そんな軽いもんじゃないって?しょうがないなぁ。
なになに?
「これは言いたい。言わずに終わったら、もったいない。
ここにいるみんなだったら、大丈夫。」
そっか…なら、いいか。いってみよう!!
「エキエキ」な自分、ステキでは?
ぼくたちが出した答えは、まだ仮説だと思う。
それもまだ、雑かな?ってもおもう。
エゴだし、瞬間的だし、他責だし、自己満だ。
一方で。簡単ではないけど、誰でも感じることはできると思う。
自分をどれだけ好きになれるのか?
自分ってやつを、どこまで大切にできるのか。
いつもの自分から、殻を破ってやろうと思えるか。
「エキエキ」の源泉は、そんな矛盾や違和感だと思う。
そのひとが、一生懸命なあかしだと思う。
そのひとなりに、いのちを、かけている。
だからそのひとときに、尊さを抱くんだと思う。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!