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ときわ路パスで行く!霞ヶ浦ぐるり一周満喫旅

みなさんこんにちは、おのです。今回は、なんと約半年ぶり!観光地の名所名物めぐり満喫旅の記念すべき第10弾!真冬の茨城県で絶景スポットと絶品グルメを堪能しまくってきましたので、その様子をレポートしていこうと思います。
この旅では、JR東日本が発売している茨城県内の鉄道がほぼ全線乗り放題となる、「ときわ路パス」を利用してお得に観光しています。2月8日からは冬季の利用期間として、利用が開始されるのでこれからやってくる春休みに行きたくなるような名所名物をたくさん詰め込みました。
ぜひ最後までご覧ください!それでは、出発進行~~

★旅行日→2024年11月16日(土)

横須賀線・武蔵小杉~品川

旅のスタートはいつもの武蔵小杉。まずは、茨城県へ向かいたいので都内に出ます。この辺りはいつもと同じなので、端折ります。

8時25分発 武蔵小杉
↓横須賀線普通東京行き
8時35分着 品川

UTL&常磐線・品川~取手

いよいよここからは茨城県の代名詞といっても過言ではない、常磐線に乗車します。なお、今回使用する「ときわ路パス」は茨城県内でしか購入することができないため、一度常磐線の茨城県内最初の駅である取手で途中下車する予定です。

8時56分発 品川
↓UTL&常磐線普通土浦行き
9時50分着 取手

常磐線・取手~水戸

無事に「ときわ路パス」を入手し、続行の土浦行きに乗ります。終点で接続している水戸行きに乗り換えて今回のメインである水戸周辺を目指します。(土浦周辺は前作の休日おでかけパスの旅で回っているので、こちらもぜひご覧ください。)これで、霞ケ浦の西側は制覇したことになりますね。

10時06分発 取手
↓常磐線普通土浦行き
10時33分着 土浦
10時40分発
↓常磐線普通水戸行き
11時33分着 水戸

水戸黄門像&納豆記念碑

水戸駅の北口には水戸黄門様と格さん助さんの像、南口には茨城県名物の納豆の記念碑がそれぞれ設置されています。「この紋所が目に入らぬか!」とばかりに県庁所在地である水戸市の中心駅にシンボルを設置している茨城県、中々やりますね。駅前ということもあって手軽に観光気分を味わえるスポットです。

水戸城大手門

駅から歩くことおよそ5分で水戸城の大手門にたどり着きます。この門は、水戸城跡のシンボルとして比較的最近(令和2年)に復元されたもので手前の橋と合わせるとまるで日光江戸村を思い出されるような良い写真が撮れるスポットになっています。夜にはライトアップもされるためとてもキレイみたいです。

水戸市低区配水塔

大手門から歩くことおよそ5分で次の見どころが。突然現れるこの洋風建築は水戸城の城下町(低区)に水を配水するために建てられた配水塔です。洋風だけどどこかレトロさを感じさせてくれる、配水塔ですが現在は使用されていないみたいで、国の登録有形文化財や土木学会の土木遺産に登録されて大切に保存されています。ここは大手門と比べて人が少なく、穴場観光地感があります。水戸観光の上級者向けコースですかね。

茨城県三の丸庁舎

配水塔の隣にある建物が三の丸庁舎です。茨城県の建物ですが、昭和5年に建てられた歴史ある場所で数々のドラマのロケ地として利用されているんだとか。第二次世界大戦の空襲を免れた奇跡的な建物として今も大切に利用されています。

水戸東照宮

三の丸庁舎から歩いておよそ10分の所にあるこちらの神社。東照宮というと日光東照宮が思い浮かびますが、水戸にも東照宮があります。第二次世界大戦で焼けてしまったものの無事再建を果たしました。金色の鳥居がある、駅からもほど近いアクセス抜群の神社です。ちなみに、ここでおみくじを引いたのですが「小吉」でした。残念!

常磐線・水戸~勝田

水戸での観光はここまで。ここから先は霞ケ浦の東側、太平洋を目指して進みます。勝田までは一駅であっという間に到着しました。

12時19分発 水戸
↓常磐線普通勝田行き
12時25分着 勝田

湊線・勝田~阿字ヶ浦

ここから先はひたちなか海浜鉄道湊線という茨城県のローカル線に乗車します。かわいらしい1両の気動車です。車窓からはほぼ田んぼしか見えない関東圏では珍しい、田舎のローカル線感を味わえる路線で終点の阿字ヶ浦まで。

12時37分発 勝田
↓ひたちなか海浜鉄道湊線阿字ヶ浦行き
13時05分着 阿字ヶ浦

ひたちなか開運鐵道神社

終点の阿字ヶ浦駅に併設されている、日本で唯一鉄道がご神体となっている神社です。気動車キハ222が53年間無事故だったことから交通安全や長寿のご利益があるといわれ、鳥居は鉄道の線路を利用しています。今回の旅もこの神社にあやかって無事故でいきたいところです。

ほしいも神社

阿字ヶ浦駅から歩いて5分ほどのところにある、金色の鳥居が目印のこの神社。茨城県は納豆のほかにもさつまいもが有名で、ほしいも神社になったそうです。本殿にはさつまいもが置かれている、少し変わった神社でもお参りしました。

阿字ヶ浦海岸

ほしいも神社から歩いて10分ほどで、太平洋に出てこれます。1キロ以上続く海岸は白い砂浜が特徴で東洋のナポリとも言われているんだとか。国営ひたち海浜公園にも近く、夏には海水浴客で賑わいます。

酒列磯崎神社

阿字ヶ浦海岸から急な坂を上って10分ほどで日本でも珍しい「酒」と名前の付いた「さかつらいそさきじんじゃ」があります。お酒(酒造)の神様をはじめ、病気を治し、健康を維持する神様もいらっしゃる、由緒正しい神社で最近は、宝くじの高額当選も話題になっており金運アップも見込めるここに行けばなんでも叶いそうなパワースポットです。

湊線・磯崎~那珂湊

阿字ヶ浦周辺でパワーをもらい、次の駅の磯崎駅からひたちなか海浜鉄道に再び乗車します。目指すはおさかな市場で有名な那珂湊です!(ただし、おさかな嫌いな私は市場には行きません笑)

13時58分発 磯崎
↓ひたちなか海浜鉄道湊線
14時08分着 那珂湊

ほしいも専門店大丸屋

先ほどほしいも神社でお参りしたためほしいもが食べたくなってしまいました。そこで、珍しいほしいも専門店へ。店内は人が多く撮影が難しかったですが、売られている商品の全てがほしいもでした。甘いほしいもを食べて旅の後半へ英気を養いました。ごちそうさまでした。

那珂湊反射炉跡

ほしいも屋さんから歩いて5分ほどで反射炉跡に到着します。反射炉というと、静岡県の韮山反射炉が有名ですが実は茨城県にも反射炉跡があります。今でも当時のものを忠実に再現した反射炉が残されています。生まれて初めて反射炉を見たので、想像していた大きさの2倍はありました。

那珂湊市街地循環・反射炉~海門町2丁目東

那珂湊も満喫できたので、最後のスポットである大洗に向かいます。まずは、ひたちなか市と大洗町の境の橋を越えないといけないので、コミュニティバスを乗り継ぎます。コミュニティによくある小さいバスで橋の手前まで。

14時32分発 反射炉
↓スマイルあおぞらバス那珂湊市街地循環しあわせプラザ行き
14時36分着 海門橋2丁目東

海門橋

太平洋寸前のギリギリのところにある那珂川に架かる橋を渡ってひたちなか市から大洗町へと入ります。車道は渋滞していましたが、歩道は空いていました。ラッキーですね。

海遊号・祝町~大洗神社下

橋を渡った先は、大洗町です。大洗町のコミュニティバス「海遊号」に乗って次の絶景スポットへ向かいます。時間がなくて今回は立ち寄れなかった、アクワワールド大洗という水族館を通過してすぐの到着でした。

14時44分発 祝町
↓海遊号アクワワールド・大洗ルート大洗駅行き
14時57分頃着 大洗神社下
(渋滞のため6分遅れ)

大洗磯前神社

少し前にSNSで太平洋にポツンと佇むひとつの鳥居が映えると話題となった、大洗の一大観光名所です。今回訪れた観光スポットの中で一番の賑わいを見せていました。いつシャッターを押しても、絵になるのがここの強みですね。そして長い階段を上がった先にある本殿には医学の神を祀っており、そのためか東日本大震災の津波の際にも大洗町には死者はいなかったそうです。本当に神に守られることがあるということを実感しました。この旅で5回目のお祈りです。

ひたちなかエネルギーロジテック大洗マリンタワー

磯前神社から歩くことおよそ30分ほどで展望台のあるこの辺りではひときわ目立つ大きな建物にやってきました。入場料を支払って最上階の展望スペースに上がると、タイミングよく苫小牧へ行く「さんふらわあ」が出発していくところでした。他にも大洗町内を一望できたり、筑波山や日光方面の山々を見ることができました。夕日が地平線へ落ちていく一番景色の良い時間ということもあってたくさんの人が訪れていました。

大洗カジキミュージアム

展望台から歩いて10分ほどのところにあるこのカジキの博物館。大洗町の前の鹿島灘は日本一カジキが獲れる場所として有名です。入場無料で、カジキのことを良く知れる展示品を見ることができます。そして、なんと500円でカジキのハンバーガーを食べられます。カジキはフライにしてくれるので、さかな嫌いな私でもお肉のように食べられました。ごちそうさまでした。

海遊号・大貫~大洗駅

カジキを満喫し、最寄りのバス停から大洗町のコミュニティバスへ一区間だけ乗車し、大洗駅へ向かいます。車内は観光を終えたと思われる人で座席がすべて埋まるほどの混雑をみせていました。

16時18分発 大貫
↓海遊号アクワワールド・大洗ルート大洗駅行き
16時21分着 大洗駅

大洗鹿島線・大洗~鹿島神宮

古い車両のラクガキがレトロを助長させています。

ここまで水戸、阿字ヶ浦、那珂湊、大洗と4つのエリアを観光しいざ、帰路に着きます。まずは、霞ケ浦の東側を進む鹿島臨海鉄道大洗鹿島線という気動車のローカル線で鹿島神宮まで。車窓からは普通、田んぼや畑がたくさん見られるものの、この時間では真っ暗で何も見えませんでした。これで霞ケ浦の東側を制覇、無事に一周できました。

16時40分発 大洗
↓鹿島臨海鉄道大洗鹿島線普通鹿島神宮行き
17時39分着 鹿島神宮

鹿島線&成田線・鹿島神宮~成田

鹿島神宮駅のすぐ近くには鹿島神宮がありますが、真っ暗だったので訪問は断念しました。また鹿島アントラーズの試合がある際に訪れたいものです。ここから先はJRに戻り、鹿島線で水郷のまち佐原、成田線で新勝寺の最寄り駅である成田まで進みます。(成田山新勝寺は、前作の休日おでかけパスの旅で訪問しています。ぜひこちらもご覧ください。)

17時50分発 鹿島神宮
↓鹿島線普通佐原行き
18時11分着 佐原
18時34分発
↓成田線普通成田行き
19時11分着 成田

成田線&総武快速線&横須賀線・成田~武蔵小杉

成田からは直通しまくりの電車で今回の旅のゴール、武蔵小杉へ。1時間半の長距離ラストランです。

19時15分発 成田
↓成田線&総武快速線&横須賀線快速久里浜行き
20時47分着 武蔵小杉

まとめ

今回の旅はいかがでしたでしょうか。
群馬県編栃木県編そして今回の茨城県編と北関東を舞台にした旅を一通りしてきましたが、やはり首都圏とあって近いため日帰りでも十分楽しめる場所が多いということがわかりました。車ではなく鉄道やバスを使って手軽に行けるというのは観光地の重要なポイントで、茨城県はこのポイントを抑えられていてよりたくさんの人が来て楽しめるようになっていると感じたので、みなさんも「ときわ路パス」を使ってお得に旅をしてみては。

それでは、次回の旅もお楽しみに。最後までご覧いただきありがとうございました!!

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