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時代に取り残されないために 中国の最新を知るためのキーワード

今朝は9:30から、

「中国の最新SNS、Eコマース、ビジネス情報大開!」

というライブ配信を視聴しました。

とても興味深い配信でした。

中国が日本よりも進んでいるところを知ることができたし、

何より僕自身の無知を思い知らされました。

「中国こんなに進んでいるのに、それ知らなかったのやばいじゃん!?」

みたいな。

この記事では、僕の頭の整理を兼ねて、

中国の最新を知るための、初歩キーワードを紹介しようと思います!


このライブ配信にたどりついたワケ

ここは本題とは外れるんですが、

僕がなぜ、このライブ配信をみることになったか、

を簡単に触れておきます。

「中国の最新SNS、Eコマース、ビジネス情報大開!」

という配信があることを知ったのは、

今週の月曜日に、つまり6日前に、とあるオンラインサロンに

申し込んだことがきっかけです。

そのサロンメンバーだけでTwitterのグループを作っているのですが、

そのメンバーの中に、今朝のライブ配信の主催者がいました。

中国て実はあまり注目していなかったんですけど、

たまたま告知が目に留まって、参加することにしました。

なぜ、最初に本題とは違うこの話をしたかというと、

”直感”て大事だ

ていうのを伝えたいからです。

最近読んだ「アート思考」に関する本でも、

「ある課題に対して、論理的に導かれる答えは差別化できない」

そして、

「差別化は直感からつくられる」

と主張されています。

今回僕は、

オンラインサロンに申し込んだことも、

ライブ配信に参加したことも、

直感で決めたところがあって、

結果、これから書く内容のことを知るきっかけとなって、

本当によかったと思います。


中国の最新を知るためのキーワード

ここからが本題です。

以下、中国の最新を知るためのキーワードを掲載していきます。

1. 深圳(深セン)

まずは街の名前から。

中国のIT関連の中心地で、「中国のシリコンバレー」とも呼ばれています。

ちなみに政治の中心は北京。

ビジネスの中心は上海。


2. BAT(Baidu, Alibaba, Tencent)

GAFA(Google, Apple, Facebook, Amazon)の中国版です。

Baidu(バイドゥ)検索エンジン

Alibaba(アリババ)EC(=電子商取引)

Tencent(テンセント)WeChatなどのSNS

をメイン事業として発展しました。


中国では、政府の規制により、

Google, YouTube, Twitter, LINEなどのサービスが使えません。

なので、それに代わるサービスが中国にはあります。

【検索エンジン】Google => Baidu 百度(バイドゥ)

【動画共有サイト】YouTube => YouKu 优酷(ヨウク)

【発信系SNS】Twitter, Facebook => Weibo 微博(ウェイボー)

【内輪向けSNS】LINE => WeChat 微信(ウィーチャット)

【電子決済システム】Google Pay => Alipay, WeChat Pay


以前は、中国がアメリカなど外国で成功したサービスをコピーし、

中国内で使えるようにつくり直していました。

しかし、近年はその傾向が逆転しつつあるそうです。

つまり、中国が先行してサービスを作り出し、

それが世界へと広がっていくのです。

TikTokは、そのひとつですね。

モバイル向けショートムービー専用のプラットフォームです。

YouTubeの動画は長いので、

「そんなに時間とれないよ」という人向けに開発されました。

ユーザー数は世界で8億人(日本国内950万人)と言われています。

ちなみにLINEは2億人前後(日本国内8,400万人)です。


3. Taobao 淘宝(タオバオ)

Alibaba社が所有し、Alipayを支払い方法とした

オンラインモールです。

中でも、ライブコマースの市場がものすごいスピードで拡大しています。

ライブコマースとは、

商品知識の詳しい販売員や人気のインフルエンサーが、

ライブ配信で実演しながら商品を説明し、

リアルタイムでオンラインで商品を買ってもらうという仕組みです。

この市場がどのくらい大きいかというと、

2018年11月11日の「W11」の日(年に1度の大型セールイベント)には、

3.5兆円もの取り引きが行われたのです。

楽天の2018年1~12月期の、国内EC流通総額が3.4兆円だったのと比べると、

そのすごさがわかります。

さらに、2019年の「W11」の日には、

4兆円を超える取り引きが行われました。


4. Alipay(アリペイ)&WeChat Pay(ウィーチャットペイ)

上記のようなライブコマース市場を支えるのは、

Alipay(Alibaba社)WeChat Pay(Tencent社の2大電子決済システムです。

日本でいうLINE Payのようなものです。

予めチャージをしておいて、

店舗ではスマホをかざしたり、

オンラインでは支払い方法を選ぶだけで決済ができます。

同じオンライン決済でもクレジットカードの場合は、

カード情報を入力しないといけないことに比べて、とてもカンタンです。

中国ではとにかくこの電子決済システムが幅広く普及しています。

なので、グループで食事をしたときの割り勘もスマホ上でできます。

レストランでは、スマホで注文・決済し、店員は食事を運ぶだけです。

(店員に注文することもできますが、スマホで注文すると割引があるそうです)


まとめ

あらためて僕は中国について知らないことが多かったな、

というのが素直な実感です。

市場の大きさにしても、

技術の先進性にしても、

中国の情報には目を向けるべきですよね。

中国で成功したサービスが日本に入ってくる

ということも今後どんどん増えてきそうです。

もし僕と同じように、

中国について、あんまり見てこなかった

という方がいたら、

上記のキーワード解説が役に立つと幸いです。

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