mixiが返ってきた!豊富なスタンプがどんな仕事するか気になる
見ました?mixi2ですってよ…!
プライベートで自由に使うか、お仕事で使うか、少し見守ってから動いてみようかな〜と思いつつ、とりあえずアカウントは作りました。
懐かしい〜。
と言っても、平成4年生まれの私はおそらくそこまでドンピシャ世代ではありません。大学入学の頃に始めて、その後Twitterが出てきてmixiはフェードアウト。
以降、Facebook→Instagramと変遷したような記憶です。社会人になった現在もプライベート投稿で友人と繋がっているのはInstagramですね。仕事関係の情報収集はエックス、そして書くことが好きな私の発信の場はこのnoteがメインになりつつあります。そんなSNSとの付き合い方。
色々と変化してきましたよね。今後も登場したり衰退したりしていくんでしょうけど、ここでmixiが戻ってくるとは想像してませんでした。
(あ、TikTokは完全に閲覧のみで、全国の柴犬眺めてます。)
mixi時代に言われたこと
前述の通り、mixiどっぷり世代ではありませんが、mixiに関して思い出はあります。
会う前から友達(マイミク)は新鮮だった
高校を卒業して大学入学に向けて準備をする頃にmixiアカウントを作り、「⚫︎⚫︎大学▲▲学部〜年入学」みたいなコミュニティに参加して、"マイミク"を増やして事前に学科の子達と繋がっていました。
地元を離れて下宿予定だったので、大学での新生活は友達ゼロスタート。大学で世界が広がるワクワク感と、初の一人暮らしで親元を離れる寂しさとが交錯する時期、mixiで大学の情報収集をしてましたね。
入学式前のオリエンテーション、つまり受験以外で初めて大学に行く時は、"マイミク"のみんなと駅で待ち合わせして、10人くらいでぞろぞろと向かいました。
「会う前から友達なんて。そういう時代なのね。」と母がしみじみと言っていたのを思い出します。今や、先にSNSで交流があって会うことになるって何ら珍しいことではありませんが、当時は新鮮でしたよね。あるとしても、"出会い系"とか怪しい危ない界隈の話と捉えていました。
引き算の人間関係
当時、〜コミュニケーション学とか現代メディア何ちゃら〜みたいな、それ系の授業で、教授が言っていたことも何故か印象に残っていますね。←授業名は覚えていないのに。
「今の時代はみんなmixiなどで先に知り合って、とにかく気軽に誰とでも友達になる。そして実際に付き合いを続ける中で、気が合わない人、合わないとまでいかずとも深く語り合うことのない人を削っていく。本来人間関係は気が合う人と仲良くなる『足し算方式』だったが、今の子達は『引き算方式』なんです」と。
その時、母の「そんな時代なんだね」というコメントとリンクして、なるほどな〜と思ったことを覚えています。確かに"マイミク"として入学前にはメッセージを交わして盛り上がったものの、入学後それほど親しくならなかった人はいます。引き算という言葉の印象ほど意図的に退けることはないですが、確かに気軽に繋がり、そして減っていく…と言われると納得したものです。
SNSに限らず、時代に応じてコミュニケーションのあり方は常に変わってきたのでしょう。手紙を郵便で送るのが当たり前の時代がありましたし。
想いを込めて歌を詠み、ひたすら来るかわからぬ返事を待ってた時代もありますからね。即レス!の時代を生きる私たちがタイムスリップしたら気絶しそうですよね。「あの姫、レス遅。仕事できへんな。」とか言う人もいるのかな。花の色はうつりにけりな〜…とか詠んだら「結論から言ってください」とか。嫌だな、現代人!(勝手に妄想しておいて)
SNSの機能によって生じるコミュニケーション
あらゆるSNSの登場、そしてそのSNSの機能や特性によってコミュニケーションの形が大きく変わったと思うと面白いです。
同じツールでも世代によって違ったり
中学で相談員をしていた母から、「生徒に『LINEの"ひとこと機能"でこう言われてムカつく!』という相談を受けたものの、"ひとこと機能"が何のことやらサッパリで最初は戸惑った」という話を聞いたこともあります。
私もLINEは使いますが、あくまで連絡手段。LINEの機能を通じた匂わせで意思表示する、それで喧嘩する…みたいなトラブルとは縁のない年齢ですから、この機能って若い子の間ではそんな使い方されることもあるんや、と意外でした。
炎上する企業広報
拡散性の高いSNSもあれば、逆にクローズドでウェットに関われるSNSもある。SNSの性質もさまざまですよね。今まさに炎上している企業広報アカウントも話題になっています。
誰もが発信者となり、情報を簡単に拡散できる一方で、「誰が見て何を思うか」を想像しながら発信するリスク管理の重要性が問われています。ここ最近に始まった話ではありませんが、この時代に情報発信をする上で避けられないテーマですよね。
ちなみに、私自身もずっとエックス(旧Twitter)を使っていたのですが、最近は少し距離を置くようになりました。アルゴリズムが変わってからでしょうか、タイムラインに流れてくるのが、誰かが晒し上げられて批判されていたり、喧嘩している様子だったりして、「なんだかなぁ」と思うことが増えてしまって。
こんな風に、自分個人の使い方1つ取っても、あるSNSが主流になったかと思えば、新しいものが登場し消えていくものもある。(そういえばクラブハウスどうなった。)
そして、mixiのように戻ってくるものもあります。
mixi2はどうなるだろう?
mixi2。どんな場になっていくんでしょうね。バリエーション豊富なスタンプ機能で交流のあり方がどう変わるのか、気になるところです。
スタンプって馬鹿にできません。slackではオリジナルスタンプを登録できますが、あれによってコミュニケーションにかなり奥行きが出ますよね。リモートワークのコミュニケーションでも、結構影響力のあるものだと個人的には思っています。
「いいね」という感情にも種類があります。ライトな「いいね!」もあれば、「めっっっっっっちゃ良いじゃん!!!!」というテンションの時もある。羨ましいな〜・共感したよ〜・応援してるよ〜とか。
それらのニュアンスはとてもいいねスタンプ1つで表せない。しかし感情の詳細を伝えるにはコメントをするしかない、これはこれでハードルが高いわけで。
スタンプはその、「いいねスタンプでは足りない、コメントするのはハードルが高い」の間を埋めてくれる気がします。
投稿では文字を大きくしたり、フォントを変えたり、動かしたりできるみたいです。文字に装飾を加えられるといえばインスタのストーリーが思い付きますが(動画系は装飾するってより「編集する」って感じだし)、投稿系のSNSでタイムラインにさまざまな人の投稿が並ぶとき、かなり賑やかになりそうですね。
ラピュタが放送される日のバルス祭りはどうなるんでしょう。(そこ)
新しく生まれ変わり、でも当時の懐かしさも残り、「あの時のコミュニケーションは良かったな」という感覚をくすぐる機能もあるmixiがどうなるか??楽しみです!
時事ネタを盛り込みながら展開する、THE MANZAIの爆笑問題のような記事構成になりました。
ではでは、今日もお疲れ様でした☕️