自己紹介とオバさんの境界線

初めまして。

私は今年の3月4日に古書みつけから「気がつけば40年間無職だった。」というノンフィクション本を出した、難波ふみ、という者です。
現状41歳になった中年女性。何でそんな状態なのか、というのは拙著をお読みいただければと思います(宣伝)。

しかし、紛う事なきオバさんになった私が今、振り返るとオバさんの境界線はどこだったのか、ということ。

まず、子どもの頃にふんわり考えていた「オバさん」は30歳くらいだった。当時のドモホルンリンクルのCMの影響が強かったことがうかがえる。それと多分、自分の母親でもいいくらいの年齢の女性を「オバさん」と考えていたのだろう。

現状、私が回想すると30歳は全然オバさんではなかった。体力もあるしお肌の張りもパンパンだったし。
だが31歳で定時制高校に通い出した私は、周りの15歳の子どもたちにオバさんって思われてんだろうなぁとネガティブに捉えていた。お肌ピチピチだったのに。「オバさん」とはかように移ろいやすい概念である。

じゃなくて、私の境界線はどこだったのか、という話。

拙著に詳しく綴ってあるのだけれど、長いこと精神病持ちの私。病院と薬を変えて副作用で18㎏太ったのが34歳の秋あたりで、そこが怪しいと思っている。太る=オバさん、ということではなくて、あくまで私の場合。急激に太ってお腹が弛んだのである。
弛み=オバさん、は一理ある。
で、お肌にシミが目立ちだしたのは38歳頃。でも、30代は40代からすると若いので、やはり40歳か、心身ともに納得したのは……。

話がズレるようだが、土曜日のお昼間に「メシドラ」というEXITの兼近さんと俳優の満島真之介さんがやっている番組がある。彼らは同年代の30代で自分たちのことを「若中年」と称している。うまいこと言うなぁといつも思う。
彼らの論理も借りてくると、38歳?あたりまでが若中年でそれ以降を中年ということになる。
そんなことも含めて、私は39歳がオバさんの境界線だったのかなぁという結論になるな、うん。

もちろん、オバさんの境界線というのは自覚するものなので、いくつになってもオバさんにならない人もいるだろう。叶姉妹とか(最強で好き)。
ちなみに、私はあるイベントで生の叶姉妹を目撃したことがあるが、本当に、とんでもなく美しかった。
ファビュラス。
オジさんの境界線というものも存在するだろうが、それはつまらなさそうなのでどうでもいいや。

それと、言わずもがななことではあるが、オバさんという言葉は自分に言う分にはいいが、他者から言われて気持ちの良い言葉ではないので、言われたら殴ります。あしからず。

ということで、これからもこんな感じで文章を綴っていくのでよろしくお願いいたします。

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