ベルテーンとヴァルプルギス
この記事でヴァルプルギスと魔女の関係性について調べたが
魔女にとってはケルト信仰を取り入れているのもあってサウィンの方が重要そうな印象である
いくつかペイガンのヴァルプルギスに関する記事を見てみたが、サウィンを引き合いに出す人が結構多い
しかし、やはりサウィンと反対の位置にあるベルテーン、この日は5月1日でメイデイであり古くから火祭りなどで夏の豊穣を祈願する風習がある
メイデイは前夜から祝うことも多く、メイイヴとしても知られている
ベルテーンは豊穣や繁栄、女神と男神の結合にあやかってかセックスに重点を置く見方も多い
ヴァルプルギスの夜に魔女が乱交をしているというのもこの辺から来ているのだろうか
メイポールを男根と見る考えについては賛否両論
ベルテーンでセックスを重要視するのも初期の祝祭には無かったという見方もある
また、悪霊や魔女を遠ざける祭としてはハロウィンも同様で
どちらもキリスト教との習合が影響しているようだ
春(夏)のハロウィンとも言えそう
グリーンマンもメイデイに出てくるようだ
飛行魔術の記述
ベルテーンはサウィン同様にあの世とこの世の境界が薄くなるという記述もちらほら
悪魔や悪霊が出やすい時期(季節の変わり目)なのだろうか
伝統とは別に、ヴァルプルギスの夜である4月30日は
サタン教会の設立日であったり、
ヒトラーが自殺した日でもある
サブカル的にはこの辺を押し出すのもアツいかもしれない