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想像力と逆位相の創造力3(完結?)

心理的ノイズキャンセリングが
仮に可能だとした場合

果たしてその方法はどういったものが
予想されるか

・例えば
他人の感情を読み取る上で
まず前提として必要な状態は

その感情をそもそも読み取る側の
経験、無いし最低でも知識として
知っておく必要がある

幼少の頃
逆上がりがすぐできてしまう子と
まったくできない子がいたとして

できない子は悔しいという感じを抱く
(子供よってはもちろん
悔しいとも思わない子もいますが)

しかし何なくこなしてしまった子は
できない理由がまずわからない上に
何を悔しがっているのかもわからない

そして
その子がもし完全無欠の完璧少年少女ならば
そもそも悔しいという感情を知らない

つまり、できない子の
理由も悔しさも全く理解できない

これは目の前で起きている
悔しいという感情表現に対して
共感への糸口が全く結びついていない

悔しいという身体表現の
視覚情報は届いてはいるけれども
感情的な情報としては流れ込んでいない

この結果を踏まえると
根本的に情報を読み取るためには
相応の受け皿
同じ波長の手持ちが必要となる

これは逆位相による相殺ではなく
完全な遮断となるわけですけれども

情報を情報として受け取らない状態を作る
ということは可能である証明にはなります

ある意味での無知のメリットと言いますか

・問題は
情報として受け取れてしまう場合においてです

逆転の発想で
共感能力の高い人は思いやりという点で
とても魅力的でもありますが

必要以上の情報処理に追われ
味方を変えれば諸刃の剣にもなります

故に
逆位相、ノイズキャンセンリングという手段を以てして
対処することはとても有効ではないでしょうか

注意として
ストレスに変換されてしまった情報を
解消するという方法はたくさん存在しております

が、あくまで事後の話ですので
過程の段階で対処が可能かどうかとなります

・優秀なカウンセラーは
共感しつつも、一定の距離感をしっかり
保っている方なのではないかと思われます

共感をするということは
吞まれる可能性も含意している

その分別が付けられて初めて
患者との関係性を築き上げられる

・つまりは冷静さ
自他の境界線、多角的視野の確保
などなど

実質的に情報を受け取ってしまった場合に
どういった心の在りどころを展開するか

それこそが逆位相ということになるのでしょうか

・例えば
他人の失敗を目の当たりにして

自分も含め
失敗は誰にでもあるという解釈を持つことが可能ならば

あまりにも普遍的であり自然当然の事象

つまりそれは失敗でも何でもなく
人類が絶えず呼吸をするのと同義であり

成長のためには
失敗は必要不可欠という解釈にまで
発展しているのであれば
むしろ賞賛すべき出来事ですらあります

・逆位相、ノイズキャンセリングという捉え方

要約すれば
相反性を意識すれば万事解決??

え?そのままじゃないですか笑
あれ?こんなもんですか?

いや、シンプルイズベスト
ということでよろしいでしょうか??笑

最後まで
お読みいただきありがとうございます

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