ルミネスのBASICをクリアしよう!前編
はじめに
ルミネスを買ったはいいものの独特なゲーム性でいまいち定石がわからん…という人向けに攻略を考えてみました。
その前編です。
ここに書いてあることは簡単誰でもBASICクリア!といった内容ではないのですが、こんなプレイの仕方もあるんだなとか、一部でもここは使えそうだぞと思ってもらえればなあと。
クリアのために安定したループを作る
ループってなに?
このゲームは決まった手順でブロックを置いていくと、キレイにブロックを消し続けることができます。
決まった手順でブロックを置いて消す
↓
フィールドに残るブロックが決まった形になる
↓
そこに決まった手順でブロックを置いて消す
↓
フィールドに残るブロックが決まった形になる
↓
…
と、ループさせることができます。
ゲームに慣れてくるとループだけに頼らなくてもよくなってきますが、最初はループを意識するとゲームが安定します。
最初はブロックを消せる数は少ないですがすぐにできる簡単な最小のループの解説をします。
ちなみにスペシャルブロックが出てくるとループが崩れることがありますがその辺りの事は次回で説明します。
まずはブロックの名前
![](https://assets.st-note.com/img/1682420644308-aUdNlGdaGV.png?width=1200)
解説に必要になるのでこのゲームに出てくるブロックの名前を説明します。
1番と2番 L字ブロック 片方をL字Aと呼んだ場合もう片方はL字Bです。
3番 縞ブロック
4番 市松ブロック
5番と6番 単色ブロック L字と同様にAとBと呼びます。
縦ハーフの性質
![](https://assets.st-note.com/img/1682416846826-uhJQqfn3Ph.png?width=1200)
ここではループを作るためにブロックの性質を説明します。
上の画像の左側の六種類のブロックたちは左右に分割すると画像右側の三種類の形になります。
名前がないとわかりにくいのでここからはこの半分になったブロックたちを縦ハーフと呼びます。
さらに画像の中の並びで左から1番、2番を単色縦ハーフ、3番を二色縦ハーフとします。
縦ハーフは決まった組み合わせで設置するとフィールドにブロックを残さずに消すことができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682424459594-Xe5Q5eibtF.png?width=1200)
↑ 単色は同じ色のものを左右で並べると消えます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682422321484-LTjfKXM1ws.png?width=1200)
↑ 二色は下に二つと上に上下反転したものを二つでタイムライン(長いので以下TL)が二回通過すると完全に消えます。
色が逆でも同じです。
性質を実際のブロックで見てみる
半分のブロックの消え方を実際のブロックに当てはめてみます。
画像だけだと分かりにくいのでこの解説の後に動画も載せます。
例としてL字で消え方を見てみます。
L字は単色縦ハーフと二色縦ハーフでできています。
![](https://assets.st-note.com/img/1682424118595-qVtFhcgWVN.png?width=1200)
↓ L字の単色縦ハーフの部分に別のブロックの単色縦ハーフを並べてみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1682425315318-PzLyzzS7yt.png?width=1200)
↓ 並べたあとにTLが通過するとこうなります。
![](https://assets.st-note.com/img/1682425054593-2tGbtM2Mvs.png?width=1200)
どの組み合わせでもTL通過後に単色縦ハーフか二色縦ハーフの形でフィールドにブロックが残りました。
次にL字の二色縦ハーフ側を消してみます。
今回は例として左下のL字Aの二色縦ハーフ部分に市松、L字A、L字Bの二色縦ハーフの部分をつなげています。
![](https://assets.st-note.com/img/1682425956137-UCvGwcvY8U.png?width=1200)
↓ 一度TLが通過すると。
![](https://assets.st-note.com/img/1682426301331-lgngeJMRaK.png?width=1200)
↓ さらにもう一度TLが通過。
![](https://assets.st-note.com/img/1682426595830-UsTTeBrg4j.png?width=1200)
最終的に左側の二色縦ハーフと右側の重なった二つの単色縦ハーフだけが残りました。
ブロックの単色縦ハーフには単色縦ハーフを、二色縦ハーフには四つの二色縦ハーフを組み合わせると、ブロックのTL通過時に消えなかった部分は必ず単色縦ハーフか二色縦ハーフの形でフィールド上に残ります。
これは今回例に挙げたL字ブロックだけでなく他のブロックでも同じです。
ちなみにそれぞれのブロックに含まれる縦ハーフは、
L字 単色縦ハーフと二色縦ハーフ
縞 二色縦ハーフが二つ、90度回転させると色違いの単色縦ハーフが二つ
市松 二色縦ハーフと反転した二色縦ハーフ
単色 単色縦ハーフが二つ
となっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1682512905868-HlB6KoUynF.png?width=1200)
↑ L字と単色のBは画像のスペースの関係で省略。
どちらも色が反転するだけです。
これでブロックを構成する縦ハーフとフィールドに残った縦ハーフそれぞれを決まった組み合わせで処理していけば、同じ手順で消し続けることができます。
これが一番単純な最小の形のループです。
ただし、このループはループを維持しようとするとTL通過ごとに消すことができるブロックの数が少ない物となっています。
BASICはレベルごとに決まった数のブロックを消すとレベルアップしてゲームが進みます。
なのでTL通過ごとに消せるブロック数が少ないとゲームに時間がかかってしまいます。
なによりBASICは途中からブロックの自然落下速度が速くなってくるので、ブロックのTL通過ごとの処理速度を上げないとクリアも難しくなってしまいます。
このループの役割は別の記事で説明するもっと大きなループの補助として、いらないブロックを処理するために使われることが多いと思います。
とはいえ、ここで説明した縦ハーフの性質はもっと大きなループの部品になったり、この最小のループ自体も使い勝手がいいので無駄な知識ではありません。
ループを作る際の注意点
二色縦ハーフを消そうとすると縦ハーフが積みあがることがあります。
その場合は下になっている縦ハーフを消せば問題ありません。
![](https://assets.st-note.com/img/1682516617319-vEdP3C9CMj.png?width=1200)
ただし、二色縦ハーフが重なりの下に来るとループの維持が難しっくなってしまいます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682587239628-EDzwq7a9uU.png?width=1200)
↑ この画像では二色縦ハーフが二段になっていますが、二色縦ハーフの上は単色縦ハーフでも同じです。
できてしまった場合はループを崩してその部分を消すか、あらかじめループに復帰できるパターンを探しておくかになります。
縞ブロックを下側に置いたときなどにできてしまう形なので気を付けてください。
ループの実際の動きを動画にしてみました。
本当はもっと効率的な置き方もあるのですが、分かりやすさ優先の動画になっています。
https://www.youtube.com/watch?v=ltgETK_BKm8
ブロックを割る置き方
ここからは実際のプレイで便利なブロックの置き方を紹介していきます。
操作しているブロックの片側だけをすでにフィールド上にあるブロックに乗るように設置すると、ブロックが割れてもう片側はそのまま落下していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682519028914-3K4p0UEbwy.png?width=1200)
これを使ってループに有効なブロックの置き方ができます。
市松ブロックと二色縦ハーフ
![](https://assets.st-note.com/img/1682519317217-z2EMPIj3uc.png?width=1200)
L字とL字
![](https://assets.st-note.com/img/1682519641089-CAfyDNGU2Z.png?width=1200)
L字とL字その2
![](https://assets.st-note.com/img/1682519957136-Z19LO1gr22.png?width=1200)
L字四つ
![](https://assets.st-note.com/img/1682520374612-eeR6UtRHPV.png?width=1200)
覚えておきたいパターン
覚えておくと便利なパターンを紹介します。
少ない手数で全消しができます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682523192146-CnB1zpQUUC.png?width=1200)
↑ 画像左はL字を下に二個並べたものを土台にして上に縞ブロックを置く形です。
二色縦ハーフにL字ブロックをつなげて土台にしてもすべて消えます。
画像右は割る置き方で説明した市松ブロックと二色縦ハーフの二色縦ハーフをL字ブロックにした土台です。
そこに上からL字ブロックを置きます。
![](https://assets.st-note.com/img/1682522323891-pFx5zunyy0.png?width=1200)
↑ 縞ブロックは向きに関わらず二個でキレイに消せます。
ここまでをまとめた動画
ここまでの内容で実際にプレイしたものを動画にしてみました。
今回説明したループだけを使って遊んだ場合の雰囲気が伝わればと。
音声付きだと視聴できなくなってしまったので無音の動画になります。
↑ 消しにくい縦ハーフが重なって残る消し方を避けたり、L字ブロックや市松ブロックを組み合わせて一番消しやすい縞ブロックを含んだ形を作ろうとしています。
最後に
今回の記事では最小のループに関しての解説をしました。
次の記事では最小のループより大きなループについてと細かい注意点について解説する予定です。