代表理事の今日もネパール日和(3月11日)
お疲れ様です。今日は初めて確定申告をしてきました。初めてした経験だったせいか分かりませんが、確定申告の会場で腰を痛めてしまいました。慌てて接骨院に駆け込んだところ「軽度のぎっくり腰」とのこと。診断は「軽度」でも痛みは少しも軽くないです。40代に入り、体の衰えを実感する今日この頃です。
さて、今日は、コロナ渦による水際措置が緩和され、ネパール人が日本に入国する際には、(3回目のワクチンを未接種の人は)待機期間が3日間に短縮されたニュースに着目します。コロナ渦による入国制限で、一般的には留学生ビジネスが大きな打撃を受けていると言われています。一方、ネパール人が経営するカレー・レストランも、この入国制限により「人手不足」に陥っていることは意外と知られていません。新型コロナウイルスのパンデミックが始まって以降、カレー・レストランで働く多くのコックが、家族を心配してネパールに一時帰国しました。しかし、日本側の入国制限により、これらのネパール人コックの大半が、日本に再入国できないでいます。私が聞き取りをした福岡のネパール人経営者は「仕方がないから自分も厨房に入ってフライパンをふるっている」といっていました。
この水際措置の緩和で、再び多くのネパール人コックが日本に舞い戻ってくることが予想されます。しかし、ネパール人コックは、朝から晩までお店で働き、日本に10年以上滞在している人でも、片言の日本語しか話せない人が沢山います。何をもって多文化共生社会とするかは難しいところですが、SEWAとしては、このような人たちにも目線を注ぎ続けたいですね。
■TRAICY「水際措置の緩和拡大 3日間待機は17か国・地域に縮小」
https://www.traicy.com/posts/20220310234852/