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アイデアの価値

著作権における作品の意味について考えた

著作権について学んだ中での気づきを
書き留めておきます。

作品を作り出した人に著作権が発生し、
もしこれをコピーしたら、法的に罰せられますよ、というルールがあります。

では、何を作品とするのか?
どこからが作品なのか?

法律というのは、こういう条件がきちんと明記されているんですね!

詳細は省きますが、
この中で「アイデアには著作権が発生しない」
という解説がありました。

とても興味深い。

例えば、
自分が思いついた目新しいアイデアの商品が
あったとします。
友人に話をしたところ、
友人はせっせっと商品化し、なんと大当たり!
大ヒットとなります。

「わたしのアイデア盗んだ!著作権侵害!!」

と言いたくなりますが、
法的には著作権侵害とはならないようです。

*上記の場合、著作権でない権利侵害で告発されるかもしれません。モラルは大切に。

アイデアとは、具現化しなければならない

アイデアとは、所詮アイデアなんですね。
霞のように、形をなさないもの。

アイデアに骨格を与えて、
肉付けをして、
血を通わせ、
人に届けたとき初めて作品となり、
著作権が発生するんですね。

アンディ・ウォーホルは、多くの人に「何かアイデアはないか?」と聞いていたという逸話があります。そのアイデアの中から世界に名を残す数々のアート作品が生み出されました。

アイデアに思想や哲学が注ぎ込まれ、
具現化するまでの泥臭い作業や煩雑な人間模様、事務手続き、ハプニング、全てをクリアした中で、そんなことを微塵も感じさせない圧倒的な完成品やプロジェクトを作品と呼ぶんですね。

法律って、味気ない文章で構成されているけど、
意味深い…今更。

アイデアに満足するな、わたし

著作権を侵害することは、創作者の時間や経験を奪うことになる。
改めて認識を深めて、創作者へのリスペクトを心に刻みました。

そして、アイデアを思いついて、したり顔をしている場合ではない。
頭の外にだして、残念さやダサさを受け止めてブラッシュアップしないとだめですね。

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