生活保護における親族扶養照会
このコロナ禍において、未だ親族扶養照会が行われている事に呆れた。生活保護申請の大きな壁になっているのは事実だと思う。(本日厚生労働委員会長妻議員の質問より)
親族に生活保護受給を知られる事を嫌がる、或いは親族に迷惑がかかる事を嫌がる人の気持ちはよくわかる。
ずっと以前、ある担当ケースワーカーから母に対し「親なら援助するのは当たり前でしょう」と強く援助を要請された事があり、追い詰められた母は苦し紛れに「お米ならできる」と返答してしまった。
後日、担当ケースワーカーから私に連絡があり「お母様からお米10キロの援助をすると報告があったのでお金に換算した金額8000円を保護費から差し引きます」と通達された。
思いもよらぬ対応に母が落胆したのは言うまでもない。
その後暫くして担当ケースワーカーが代わり保護費減額はされなくなったが、「親なら援助が当たり前」と母を追い詰めた「秋山」という担当ケースワーカーには他にも様々な嫌がらせのような対応をされた事を私は忘れない。
様々な問題もある生活保護制度ではあるけれど、このコロナ禍の中、生活困窮から命を守る最後のセーフティーネットだという事を国にも自治体にも認識してほしい。
併せて国には大胆な国債発行による直接給付で、生活保護に頼らずとも生活維持できるよう切に願いたい。
今日も私は生かされています…感謝