やっと。
やっと、川上未映子さんのエッセイ「深く、しっかり息をして」が読めた。
購入後、数年が経っていたが、長らく読めなかった。
この本の中で、川上さんが大学に行き、講演した回がある、
その際、学生の中に親を支えなければいけないので、進学するのか迷うとの質問に対し、川上さんは自分のしたいことを優先しなさいと回答する。
数年前の私は、この一連の流れを読んだとき、苦しくてこの本を読むことができなくなった。
なぜか、それは私自身がやりたいことを諦め、親を優先して進路を決めた子供だったからだ。
数年を経て、自分がやりたかったこと、後悔していることを噛みしめ、
過去の自分に寄り添うことで、やっと読み進めることができた。
自分を褒めたい。
着実に前に進んでいる。
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