大人になって気付いた、恋心のワケ。
中学生の時、気になる男の子がいた。名前はEくんという。Eくんは、黒縁眼鏡がトレードマークの男の子だった。Eくんは毎日、寝癖頭のまま登校、制服も体操服もしっかりとシャツインしていて身なりに無頓着。恋愛に全く興味が無いのはもちろん、他にも勉強、部活、学校行事、流行りの話題、全てに無関心そうな素振りをみせ、いつも机の上に突っ伏して寝ていた。こんな彼だが、実は当時からのめり込んでいた趣味があった。それは、農業である。中学生で、今考えると趣味が渋すぎて逆にカッコいいな...!と思うのだ