考え方の変化

 前の会社で働いていた時は、感情的思考だったが、今の会社で働きだして、論理的思考に変化してきた。

 前の会社で働いでいた時は、感情的思考だった。物事に一喜一憂し、問題が起きても深く分析して解決したりせず、わりと浅く生きてきた。なので誰に対しても軽いノリで話すことができるし、誰と話してもそれなりに楽しかった。また、前の会社は、身体的・精神的に余裕がある仕事だったため、休日に色んな場所に一人旅をして、初対面の人たちとたくさん話した。

 私は今の会社で働きだして、論理的思考になった。これは恐らく、周りの環境に影響されたのだろう。物事に対し、簡単には一喜一憂せず、問題が起きれば解決法を考え抜き、何事に対しても深く考えるようになった。人と話していても、ひとつひとつ「なぜ」を追求し、自分の考えを筋道を立てて、言語化できるようになった。

しかし、論理的思考は喜ばしいことばかりではない。感情的思考の人と話していると、理屈が合わない会話に違和感を感じるようになる。そのため、論理的思考の人しか会話相手に受け付けなくなってしまう。誰と会話しても楽しいということが無くなってくる。

私は、こんな自分が、嫌いだ。

新しいことができるようになることは嬉しいが、人のことを悪く思うようになってしまった自分を残念に思ってしまう。

どうしたものか。



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