君ってちょろいよね。

目覚ましをいつも5時にセットしている。
体はもうそれには、慣れてしまっていて、自然と4:50には起きる。
寝起きで調子がいいときは、5時までじっと起きたまま待って、5時に起きあがり、コーヒーを淹れ髭を剃る。

最近は暑くて基本的にリビングで生活している。
自分の部屋のエアコンをそろそろ直さねば、と思いつつなんだかんだと生活できてしまっているので、その優先順位は低い。低いどころかその順位付けに入ってすらないかもしれない。
片づけも苦手で、掃除をしなければ…と思いつつそれも実行できていない。

なぜ片付けが苦手なのだろうか、と考えてみる。
片づけが何かわかっていない、という問題がある。
細分化というか、手続きというかそういう実際に体を動かせる程度に砕いていかないと、重い腰は上がらない。
ちょっと手順を分けてみる。
片づけ、だと広すぎるし、だいたい何の片づけか見当もつかない。
リビング・廊下・階段の床掃除、としてみよう。
うちにはなぜか掃除機という文明の利器はなく、ホウキとクイックルワイパーでさっさとすればミッション達成である、と僕は思っている。
ゴールの設定ができた。ホウキで掃いてクイックルワイパーをすればゴールである。
しかし、いきなりホウキで掃こうとすると、ああ、そういう目で見ると別の障害が見えてくる。
床に敷いているラグや、そのあたちに散乱している本や物などが邪魔である。
と、いうことは、まずはその散乱している事物をせめて床から避難したらいい。
さて、片付けが苦手だとのたまっていた僕が、片付けを細分化してみた。

〇片付け
①床からの事物の避難させる
②ラグなどをはがして外ではたく
③ホウキでごみをいったん集める
④クイックルワイパーで仕上げる

こうしてみると、案外ちょろいと思える。
やる気という概念ではなくちょろさ、とでもいえるのかもしれない。
どれぐらい時間がかかるのか計測してみる。

①だけ時間を計ろうと思ったけれど、結局全部やってしまって、①~④で13分25秒である。
おもしろいyoutubeを見る時間ぐらいである。むしろ動画を見る時間よりも早い。

気分はとてもいい。
朝起きて、自分がやるべきことをやった、と自分で思える。
細分化をしていくことの効能は大きい。
さらにこうやって振り返りを書く、ということが次のちょろさに繋がっていく。
どんどんちょろくしていく。ちょろくできないものを見つけるために。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?