終わりよければすべてよし。
効率よく仕事をこなしている先輩がいて、憧れていた。
人間のタイプは僕と全く違っていて、まねすることはなかなか難しかった。
それでも、タスク管理みたいな概念には僕も結構惹かれていて、去年の夏あたりから導入というか試行錯誤というか、そういうことをやってみている。
今のところ、まだこれだ!という決定版に至れていない。
でも、その都度やり方を変える、そして考えて書いてやってみる、というサイクル自体が大事というか、すべてなのだろうな、ということは、なんとなくわかっている。
完成を夢見ることをやめて、眼高手低で生きていく、そのようなことをわきまえることができてきた。
今まで何かタスクをするときには、必ずスマホのタイマーで時間を計っていた。
例えば僕は集中力がないので、読書をするときは10分時間を計って、読書をすることにしていた。この方法はまぁ悪くはなくて結構本を読めた。
もちろん10分以上読みたくなった場合は、タイマーがなったとしても読み進めたらいいわけだしね。
というのが落とし穴だったことに最近ようやく気がついた。
実際に10分以上本を読んだことはない。それが悪いことではないとは思う。
ただ、時間を必要以上に意識していた、と感じる。
例えばこのnoteを書くと言うこと。
10分の時間を設定して書き進めていた。
いつもだいたい1000文字ぐらいなら7分弱で書き切っていて、タイマーがなることはなかった。10分以内に書けた自分を毎日誇らしい気持ちでいた。
ただ、10分時間をしっかり使って書くということはしていなかった。
少なくとも書ききるということに比重を置いていたので、校閲はまったくしていなかった。そのため、誤字脱字が多いし、読み返してみると唐突な展開になっていたことがたくさんあった。
もちろんエッセイだからそういうのも味だよね、といって逃げるというか正当化することは可能だろうけれど。
今はタスクシュートクラウド2を試行している。
まだまったく使いこなしてはいない。だけれど、これはとても便利である。
時間を計って手帳にログをとっていた。ほんの数秒で終わるようなこの動作であっても、ボタン一つの気軽さにはなかなか勝てない。
時間制限を行うのではなく、実際にかかった時間をそのまま記録してくれる。
特に何も考えていなくても時間を記録してくれる、ということは、時間の概念から少し距離を置いて、そのタスク自体に取りかかりやすくしてくれる。
タスク名を書いてスタートする、それだけでなんだか足取りも軽い。
クラウドなので、スマホからでも実行できる。職場でも使いやすい。
ポメラくんが仲間になってくれたので、今度はapplewatchくんがほしいな・・・
今日は夜の九時半から30分走ることができた。
素敵な一日だった。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?