めんどくさくないようにめんどくさい文章を書くには。
自分の座右の銘を思い出した。
座右の銘のくせに忘れているとは、自分らしい。
そもそも座右の銘って、忘れないように自分の身近に置いておくものらしい。発見があって今日も良い日だと思う。
『めんどくさいから、やってみる』ということである。
ちょっと考えると毎日noteを書くというのは、めんどくさいと思わないか?
実は、これがめんどくさくはない。
いや確かに最初はめんどくさかった。書くことがないとか、思いつかないとか、制限を設けたり設けなかったり更新することを忘れたり自己お嫌悪に陥ったりしていた。
ただ、もう最近は僕の日常というか、僕自身というか、そういうものになっている。不思議な物である。ただ文章を書き散らしているだけなのに。
文字を書き連ねるというのは癒やされる。
何を書いても特に誰に文句を言われるわけでもない。
流れるように文章を書いている。流れるように読めるような名文ではないにせよ。
昔から、欲しいものがあると人並みにほしがっていた。
一度手に入ると、その情熱が薄れていくのが早かった。
ただ、大人になってから買った物で今でもまだ嬉しい気持ちが残っている物がいくつかある。
1つには3つ折りのコンパクトな財布。
1つにはもう10数年はいている革靴。
1つにはこのポメラ。
3つしかないのか、3つもあるのか、どう捉えたらいいのだろう。僕は3つある時点で満足しちゃっているところもある。
財布や革靴というのは人によって好みがあるだろうけれど、ポメラだけは僕は強くおすすめしたい。
僕は別に仕事で使っているわけではない。
ただ趣味で毎日10分エッセイを書くためだけに利用している。
なんとも贅沢な使い方だ。
だからいいのかもしれない。
noteで文章を書こうと思っている人には是非使ってみてほしい。
何がいい、というと実はあんまりメリットはないのかもしれない。
その程度の薄い理解しかないにもかかわらず、僕はこのポメラを買ってからほぼ毎日触って文字を入力し続けている。
気取った文章を本当は書きたいし、読んだ人にエモい気持ちになってほしいとも思う。
でも、それ以前に僕自身が気取って文章を書き続けていきたいし、毎日10分だけでもエモい気持ちになりたい。そのためには、必要不可欠なものだと言える。もっと早く買えば良かったと未だに思い続けている。目の間にポメラがいるのに。
今ホテルのドラマがやっている。
なんだか面白そう。
ドラマは久しく見ていない。