中途半端でも、書いている。
いいな、と思うことを書いていく。
その時点でもういいな、と思う。
久しぶりにソシャゲをやっている。
ガチャにあまり依存しないというか、しぶいというか、そういう感じのゲームで、ぼちぼち進めている。
配布のアイテムでとっても強いキャラが引けた。
やったーという感じ。
以前なら結構躍起になってゲームにのめり込んでいたけれど、最近はポップなものである。
まぁ、そうよね、というところ。
中学生の時にはまっていたのはメイプルストーリー。
サクサクチケットという課金アイテムで一日数時間経験値が二倍になるアイテムがあった。
確か、1ヶ月1000円で中学生でもなんとか払える金額だった。それに土日はずっと経験値が二倍になっていたので、金曜日の夜から僕の夜更かしは加速していった。
あのときからガチャガチャがあって、1回100円でできた。
あたりは装備品で、一番は茶色い軍手が当たりだった。
普通の軍手は5回強化ができる。茶色い軍手は7回だったかなぁ、強化ができる。
強化するには確率の書が必要で、60%は攻撃力2 10%は攻撃力3を付与する。
ただ、それはノーリスク。 70%の書 30%の書というのがあって、それぞれ60と10と同じ伸び率なのだけれど、呪われていて、もし失敗したとき50%の確率でその強化されるもとのアイテムが消える、というシステムだった。
強化自体にはびびってあまりできなくて、強化されたあとの装備品をマーケットで買っていた。その方が期待値的にはよかったんだろうけれど、今思うと強化する楽しみを損なっていたんじゃ無いだろうか、とも思う。
僕は効率厨といえるほどには情報に精通しておらず、攻略サイトを封印するほど気概があったわけでもない。
何物でも無かったと思っていたけれど、それが自分なんだな、と肩の荷を下ろしていた。誰が担げといったわけでもないその荷を下ろした。
最近は大人になってしまって、中途半端でもいいというか、それ以上でもそれ以下でもない、という状況は特に苦しいわけでもないし、何かキラキラ輝いているような人になれるわけでもない、と思っている。
だからといって自分が変化できないわけでもなくて、自分なりの道というか、やり方のような物は必ずあるから、ぼちぼちやっていく。
何かを完成する、というよりは、ずっと途中なんだな、と。
そういうことをMMORPGから学んだ気がする。
イタズラに早いタイピングスピードと共に、多くの時間を捧げた結果。